191.「ですから『沈まない船を造ってみよう』と言ったのです」 | 御言 missing link

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 統一教会と海洋摂理は、キリスト教を蕩減復帰するために造られた男性と女性を中心とする基台であり、それはアダム家庭を復帰するための天使長家庭復帰を意味していました。その天使長家庭を中心としてつくられるホームチャーチを、文先生は「沈まない船」と言われました。

「ですから、『沈まない船を造ってみよう』と言ったのです。(笑い)船を引っ繰り返しても沈まず、横にしても沈まず、 船の上で陸地のように暮らせるようにします。幼い時から海でなくても川のような所に船を浮かべておき、そこで近所の子供たちが乗ったり、下りたりしながら、楽しく遊べるようにしておけば、船や水に対して関心を持つだろうと思ったのです。」 (ファミリー94/10 P 8 海洋摂理20周年記念式の御言 1994年8月1日 ベルベディア)

 イギリスのタイタニック号や日本の戦艦大和も建造当時は「沈まない船」と言われていました。しかし、タイタニック号は氷山に衝突し、戦艦大和は戦闘機の猛攻撃により沈没しました。文先生が造った圓母号といえども例外ではありません。
 文先生が語られる「沈まない船」とは、「船」そのものではなく、地上で文先生が陸と海の摂理を通して造られた二つのホームチャーチ、つまり、メシヤのための基台を意味していたと考えられます。この二つのホームチャーチの目的は、アダム家庭を復帰するための環境圏の造成であり、これらは一つにならなければなりません。  
 文先生のために準備された神霊集団は、ヨセフの氏族の使命をもっていました。男性を中心とする神霊集団は西洋のキリスト教と東洋文化の統合を果たそうとしていました。特に文先生が通われた五山学校からはこのような人物が多く輩出されています。五山学校出身の李龍道は、西洋キリスト教の問題点を指摘し、イエス様の教えを東洋の視点で解釈しようとし、新イエス教団を造りました。また、咸錫憲は日本の内村鑑三の無教会主義者とも交流をもち、再臨運動を行っていました。文先生誕生前の朝鮮半島ではアダムを迎えるための内的準備が進められていたのでした。それに対して、女性を中心とした神霊集団は、再臨主を迎えるための外的準備をしていました。聖主教団や腹中教は、再臨主の衣食住に関するすべてのことを整えようとしていました。海洋摂理のみ言葉の中で文先生が人類の食糧問題について語られることが多々存在しますが、それは文字通りの意味の他、このような再臨主に対する外的環境を準備した女性の使命に関する含みもあったのではないかと考えられます。

「外の人たちは休養している時に、この文総裁は海へ出て行って、海中のすべての魚類を調査したのです。これからは人類の食糧問題が重要であり、この食糧問題を解決するため、万国の基地を造らなければなりません。その養殖問題を中心とした教材を作ってあげようとして海に行って研究したのです。
 あの中国なのでは河が多いので飢え死にしないのです。アメリカは海岸地帯のフロリダやマイアミなどには高層ビルがあり、ニューヨークやワシントンではパーキングビルがあります。自動車の家です。そのような高層ビルに、これからはフィッシュビルディングが生まれてきます。魚の養殖ビルです。ボタンだけ押せば20階、30階でも、なまずを育てることができる養殖ビルが建てられるのです。今やそういう構想を実践に移す時です。
 アメリカにおいて生産される肉の中で、常に王座を占めている肉は何でしょうか。人間が最も好む肉はどのような肉なのか全部研究して、生産するには原価を少なくして、生産価格を操縦しなければなりません。そのために、私が教えてあげなければならないのです。私は海に出て行って魚釣りをすれば、常にチャンピオンなのです。この私が呼べば、日本のどんな社長も教授達もやって来るようになっています。そのように有名な人々を皆呼んできて、全部研究をさせるのです。その人たちは肉をよく食べるし、釣りの好きなフィッシュマンが多いのです。釣人は一度や二度で底がついたら駄目です。無窮、無尽でなければなりません。どんな魚をどのように釣るかということを知っていなければなりません。
 これからは水産観光の時代です。人間は文化生活をすればストレスが溜まります。ストレスが溜まれば、じーっとしていられないのです。中心がなくなるし、手と足だけが大きくなるのです。それで、そういうことをなくすために教育しなければなりません。何の話か分かりますか。これからの若い人は全部船に乗ることになります。女性達も女船長です。そのために女性達をアメリカで訓練しています。ツナは1000ポンドのものもいます。アメリカの女性たちは、このようなツナを捕ると言えば家庭で大騒ぎするのです。今に統一教会のお嬢さんたちが半ズボン姿でツナ釣りをするようになれば、その様子を見て、魔女が生れたと言うのです。それで、『そういう人たちを指導している文なにがしは妖邪な人だ』と、どれほど迫害を受けてきたか分かりません。文総裁はそのような面における戦いを経て、今日の基盤を造ってきたのです。すべて、戦って勝利して基盤を造ってきたのです。分かりましたか。」
(ファミリー89/11  P20~21 韓国は人類の祖国 1989年6月18日 ソウル本部教会)

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