新緑がまぶしく美しい季節となりましたね。木々の緑の隙間から差し込む陽の光を眺めていたら、落ち込んだ時や壁にぶつかって身動きが取れなくなっている時にかけられた言葉が浮かんできました。それらの言葉を一つひとつ思い出していくうちに、それらには共通点があるなと気づきました。どの言葉も私自身のことや、私が持っている可能性を「信じて」くれていることがわかるものばかりでした。
落ち込んだ時や壁にぶつかった時というのは、自分のことや自分が持っている力を「信じる」ことができなくたっている状態なのかもしれませんね。

 今日はこの「信じる」という言葉の「信」の文字を分析してみたいと思います。

「信」

 六つの形分けでは「受け入れの形」となり、常にテーマを持ち情報や圧力を受け入れては流すことを繰り返し、この繰り返しが検証となり吟味する力となっていくとします。

次に字の理論で観ていきます。
まずは、「ノ」で周りの情報より必要なものを瞬時に選び取り、不要なものは流します。
「ノ」の重心が取れる位置から「|」を書き「イ」とし取り入れた情報の要点を明確にして、揺るぎない強い意思とします。それを前提として、周りの情報をアンテナ的要素の「ヽ」で受け止め、その下に長い「一」を書き「亠」とし「イ」の意思に沿いながら、新たに受け止めた圧力や情報を堂々と受け止めて取り入れるか流すかの確認をし、不要なものは左右に流していきます。次に「亠」の下に少し短めの「一」を二本書きます。「亠」で取り入れたものを二度にわたってチェックすると考えます。その下に短い「|」を引き、続いて「一」「|」と三方向を囲み、この空間の中に何度も検証を重ねてきたここまでの内容をまとめ入れ下部を「一」で閉めます。この四方向が囲まれた「口」は外からの圧力や情報に左右されることなく、また中に仕切りがないことから細かく仕分けることのない大らかさや大胆さを持つと観ます。「言」は三本の横線や「口」との間にそれぞれ空間があることから、バネ的要素や風通しのよさがあると観ます。

 「信」という文字を大まかにまとめますと、自分がこれと決めたテーマの要点をしっかり捉えて揺るぎない強い意思とし、粘り強くタフに検証を重ね、その全てを受け止め、受け入れては堂々と表現、行動していく姿勢と言えそうですね。

 落ち込んだ時や壁にぶつかった時に私を支えてくれた想いは、「信」の文字の分析にもあるように迷いを一切感じさせないストレートなものでした。そして、それらの言葉をかけてくれた人は、私が落ち込む度に何度でも何度でも励まし支えてくれました。

「信」じることには強い意思、粘り強さやタフさが必要なようですが、その強い思いは「信」じた対象にも伝わるものなのかもしれないですね。

 今回は文字の分析を通し、自分がたくさんの言葉、そしてその言葉をかけてくれた人たちに支えられている事をあらためて感じ勇気づけられました。

ありがとうございました。