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上流観名法「のぼかん」講師の磯村美樹です。


人と話をしていると、公私ともに子育てに関する話題になることが多いのですが、多くの方が悩ましく感じているのは「子どもの人生なのだから好きな事をやらせてあげたい。」さりとて、好きなようにさせておくと「ゲームやスマホに夢中でちっとも勉強しない。」「ガミガミ言いたくはないが、‘放任’というのもどうかと思う。」この辺りの匙加減であるように感じます。


今日は、この「放任」という言葉を検証したいと思います。

「放任」
のぼかん六つの形分けでは「受け入れの形」となり、常にテーマを求める姿勢があり、情報を受け入れては流すことを繰り返しながら検証し、その繰り返しが吟味する力になっていくと観ます。

次に字の理論で観ていきます。
一画目の「′」で圧力や情報を受け取り、その下の長線「一」で「′」で受け取った情報を整理しながら、新たな圧力や情報も受け止め、必要なものは取り入れ、不要なものは流します。「一」の下の守られた空間に一拍置いて「」」を書き、取り入れた情報を自分らしく勝気さを持ってまとめ、さらに「一」の真ん中辺りから左斜め下に向かって勢いよく「ノ」を書くことで、取り入れた情報より自身の方向性を定め意思とします。
その意思を革新の部に展開します。上部に「′」を書き、新しい情報の中から必要なものだけを受け取りつつ、自身の意思をチェックしながら続く「′」の中程右側に書く「一」で整理し、必要ものは取り入れ、不要なものは流し、現実的な対処の幅を定めます。「一」の真ん中あたりから「ノ」を書き、自分の意思を自分らしく伸びやかに展開し、さらに「′」の下部から少し離れた位置より「乀」を書くことでバランスを取りながら、デリカシーを持って自分の考えをまとめます。

続けて「放」の考えを前提として、保守の部の「ノ」で瞬時に必要なものを選び取り、「ノ」のバランスの取れる位置から下方向に「|」を書くことで、ここまでの意見を明快にし、表現、行動していくための明確な指針とします。革新の部の「′」でさらに必要なものだけを選び、不要なものは流し、自身が立てた指針を見つめながら下に長線「一」を書き、取りこぼしがないかチェックをします。
「′」の中心から下方向に「|」を書き、左右上下の直角的な思考性を持ち明確に表現、行動していく姿勢を観ます。
「一」の下に少し短めの「一」を書き、これまでの流れをここに集中、集約していく意思の強さ、これより生真面目さがあると観ます。

まとめますと「放任」とは、自分の意思に基づき、その展開の幅を定め、その内で不要なものをどんどん削ぎ落し、本当に必要で大切な思いだけを四つの思考性で得られる限りの想定をし、明快に明確に表現、行動していくストイックな姿勢といえそうですね。

これまでの私は「放任」という言葉から、どこか投げやりでルーズな印象を持っていましたが、文字からは私が持っていた印象と真逆と言ってもいいほどの生真面目さ、粘り強さ厳しさがうかがえました。
子育ての場において言うならば、目についた事、気になった事を都度都度口にだして注意するよりも、子にとって本当に必要なものは何かを常に考え、本当に必要なことだけを伝えるという「放任」はとても高度な親力が求められるのだなと感じました。
そして、子にとって本当に必要なものは、外部からの情報ではなく親自身が吟味した方針、指針が基になっていることにも気付かされました。

文字を分析することで、わかっているつもりになっていた言葉の意味を自分が納得する形で再確認することができました。
ありがとうございました。