娘が3人目の赤ちゃんを出産した。


娘の旦那さんが立ち会った為

私は上の子達の子守り。


「産まれました!

でも娘が、何だかおかしくて…。

とりあえず一旦帰りますね」

と娘の旦那さんから連絡があり、


帰宅した旦那さんに上の子達を引き渡し

私も自宅に帰った。


のだけど


病院から着信。


娘の容体が危ないからすぐに病院に来てくれと。


慌てて向かうと苦しそうな娘と

バタバタと忙しない助産師さん達。


とにかく大きい病院に救急車で搬送すると言われ、

上の子達を連れて病院に戻ってきた旦那さんが救急車に同乗することになり、

上の子達は私が預かって見送った。


緊急手術になると思うから深夜までかかると言うので

上の子達は私の家に泊まらせることにした。



染五郎さんは初めての小さい子のお世話に緊張しながらもすごくがんばってくれた。


ごはんを食べさせ

着替えさせ

たくさん遊んでくれた。



娘のことを心配しながらも

お父さん体験をさせてあげられてよかった

と思った。



日付が変わる頃、

手術が終わったけどまた翌日もう一度手術をする

と連絡がきた。



翌日朝から手術が始まり

上の子達を連れてお昼すぎに2時間かけて病院に行き

旦那さんとご両親と合流して終わるのを待った。


15時頃やっと手術か終わり

集中治療室で娘に面会出来た。


昨日痛みと苦しさでパニックだったけど

もう全然大丈夫!!

と笑っていた。


帝王切開含め3回連続で手術したのに

そんなわけない、気のせいよ


と思ってたら


本当に

翌日一般病棟に移り歩いていた。



若いってすごい。



産まれた赤ちゃんはとても元気で

ひとりで産婦人科にいる。



この


気になっていた名前は

漢字一文字が元旦那と一緒の方に決まった。


漢字もいやだなと思っていたけど

もう一文字の漢字と組み合わせたら

とてもかっこいい素敵な名前。


娘達がこれを気に入ったのも納得。


元旦那から取ったわけではないんだと信じている。


何より、

上二文字の読みが一緒の方の名前だったら

呼ぶ度にチクチクしそうだったから

心底ほっとした。



今日もこれから面会に行く。


2時間の旅で、方向音痴の私には過酷なはずなんだけど、


病院までの道のりが

まずオダギリさん宅周辺を通過し

次に及川さん宅周辺を通過した

その先にある為


土地勘がばっちりあるから楽。



こんなこともあるもんだ。


いらない経験などないんだなーなんて思ったりもして。



けど、及川さんと行ったお店とか

オダギリさんと歩いた道とか

久しぶりに見ても特に何とも思わない。


ばったり会いたくないな

くらいにしか思わない。


わぁ懐かしい!

なんて思えたらいいのに


うわっ…

って感情になってしまう。



彼らを見ればわかること

っていうアマプラのドラマで

大島優子さんが


「彼は、もし別れても私を思い出して心配してくれそうなくらい優しい人だから結婚した」


と言っていて


わかる!


と思った。



染五郎さんはそういう優しくて器が大きい人。


自分に関係のない人のことまでちゃんと心配出来るし

いやな思い出だったとしても相手をちゃんと許せている。

そういう人。



私には無理だ。


そして

今回思い出した元彼達も多分無理だ。



きっとあちらも

うわっ…

だし、

元気だろうが元気じゃなかろうが

どうでもいい。



ただ、

どうでもよかったあの2つの街の

土地勘を授けてくれたこと。

これだけは今回のドタバタで

別れてから初めて感謝したよ♡