JR東日本、C58 289号機の復活を発表!釜石線中心に運用へ | 全国鉄道乗りつぶし日記&鉄道、航空ダイヤ・カープニュース

 岩手の地を駆け抜けるSLが復活しそうです!!


 JR東日本は先月12日、SL銀河鉄道(仮称)として岩手県を最後に活躍したC58 289号機を復活させ、釜石線等の東北エリアで、土休日を中心に観光列車として運行させることを発表しました。


 JR東日本で動態保存されているSLは、C57、C61、D51各1両の計3両に加えて4両目となります。今回復活させるC58形は銀河鉄道をコンセプトに、4両編成の客車構成を予定。客車には、元50系客車のキハ141系を4両を充当させる予定で、JR北海道から同車両を購入します。


 主に走行させる予定の釜石線は急勾配が多く、キハ141系の動力を補助動力として活用する予定です。


(当該プレスリリース 東北でSLが復活します!~SL銀河鉄道(仮称)~ [PDF/244KB] :JR東日本)


 JR東日本としては4両目のSL運行。東日本大震災で被災した東北の鉄道を復活させ、観光資源として活かすためにも、今回の復活は大いに期待したいところです。


 地方の鉄道の維持には大いに困難が伴うことには変わりありませんが、SLや観光列車を走らせて新たな観光需要を掘り起こしたり、これまで鉄道以外で観光していた人を取り込んで、その乗客を大都市から新幹線で運びたいところ。JR東日本トータルで見れば、「大赤字の路線だけど、会社全体では意味のある路線」として、今後とも鉄道を維持したいところです。


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