ケチ | 願望を実現させる占い師 吉本博栄の独り事

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博栄流四柱開運術の創始者吉本博栄が世相をぶった切ります、

「あいつはお金にケチだ。」の”ケチ”と、

「人の意見にケチをつける」の”ケチ”は

同じケチか? 違うケチか?

そもそも”ケチ”ってんだろう・・・。


ちょっと、考えてみました。






ケチとは「金品を惜しがって出さないこと。卑しい様、事、人」

調べてみたら、ケチの語源は不吉な事を意味する

「怪事(けじ)。あやしきこと。」で、

それが訛りなどで音変化した結果「けち」となったようです。

で、江戸時代以降、「粗末な様」や「卑しい」などの意味を持つようになり、

現代の意味になったらしい・・。






なるほど・・・。

ケチとは、怪事なんだ・・・。

お金に、卑しいのがケチ。





たとえば、ケチな態度で人に接するとか、

ケチな空気感を出すとか、

寄付や援助はびた一文しないとか、

度が過ぎると、周りの人がどんどん離れていってまうでしょう。

人が離れていくということは、ご縁が減って・・・。

お金というのは、人とのご縁が運んできますので、

結果的にお金にも嫌われることになります。

また、要なものにお金をケチるセコイ性格の人も、

お金に縁が一生ないです。








金銭的なケチとは別に、

ケチをつける・・のケチがあります。

いわゆる文句を言うことですが・・・。

何かにつけて文句を口にしていれば

周りから人が居なくなってしまいます。

これもやっぱり、ご縁を遠ざける結果になるので、

ケチを付ける人は、たぶんお金に縁遠くなる・・・

そんな気がします。







やたら愚痴の多い人っていますよね。

嫉妬や不安、過去への執着など負のオーラで全身をまとい、

ネガティブを吐き出す、できれば近寄りたくない人・・・。

ケチなのも、ケチを付けるのも、人間性が小さい証拠。

金運が低下するのはあたりまえです。







以前、お金とは「借用証書」だと書いたことがありますが、

これを言い換えると・・・

「お金持ちとは、たくさんの貸しを作る人」

ということになります。






貸しって、お金のことだけでなく、

「世話になった」という意味での貸し借りでもこの言葉を使いますが、

たくさんお世話する人は信頼されて、結果お金持ちになります。

人は、返報性の原理というのがあって、

誰かに良くしてもらうと、恩を返さなきゃ・・と言う気持ちが生れるものです。

なので、世話をすればするほど、リターンが多くなり、

さらに信頼もされるようになって、好循環が起こってきます。







でも、ケチと呼ばれる人は、「お世話」なんて一円にもならないことはやりませんよね?

それどころか、人のやることにもケチを付けたりして・・・。

何もしない、役に立たない、立とうとしない・・。

そのくせ、人の世話になってばかりで、かまってちゃんだったりして・・・。

ケチって、お金と縁遠くなるのは当然のような気がします。







ケチとは怪しい事、卑しいことです。

結論を言えば、ケチなことしない、ケチなこと言わない。

それは卑しいこと、怪しいことだから、ダメ!

ケチって、人の役に立つことがイヤな人の総称のように思いました。







人生上手くいきたかったら、ケチケチしないこと。

最初のケチは、率先して役に立てという意味で。

二つ目のケチは、文句を言わないという意味。

どちらも、他者にどう接するかを問うているようです。






普段の自分、ケチケチしていないか?

考えてみましょう。