「知っていること」と「知らないこと」 | 願望を実現させる占い師 吉本博栄の独り事

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博栄流四柱開運術の創始者吉本博栄が世相をぶった切ります、

こんにちは。

吉本博栄です。

いつもご購読ありがとうございます。


知れば知るほど、知らないことが増えていく・・。

なんでも知っているつもりの人が、実は一番の無知。

私たちには「知っていること」と「知らないこと」がありますが、

それよりももっと多くの「知らないことすら知らない」こともあったりします。


自分の知っていることには限界があります。

自分の知識を100とすると、全世界の情報量は無限大。

知らないことがはるかに多い。

 

学校で学んだこと、経験で学んだこと、

人から聞いた話や、本を読んだ知識・・。

これまで自分の脳みそにたくさん詰めこんできましたが、

それはせいぜいウン十年の知識でしかありません。

 

世界中行ったことのない場所だらけだし、

話したこともない人だらけだし、

やったことないことだらけだし、

見たことも、聴いたこともないことだらけなのに、

どういうわけか、年齢を重ねると

何でも知ってるつもりになってきます。


ものを覚える(経験を積む)と、

たしかに自分の「器(うつわ)」は広がります。

 

たとえるなら、知識(経験)を蓄えておく倉庫が広くなったような感じ?

子供のころは四畳半程度の広さしかなくても、

大人になると学校の体育館ぐらいの広さになってるもので・・。

そういう意味で、「器」は大きくなるものです。

 

そして人は普段、その「器」の範囲で生活をしています。

何ごとも、知っていることや、経験したことをもとに判断し行動する。

そういうケースが多くなり、だいたいそれで間に合うのも事実。

すると、「自分はなんでも知っている」「たいていのことは対処できる」と

思いがちになります。

 

実際その通りだし、それはそれでいいと思うのですが・・・。

 

でも、最初に書いたように、

世の中には無限の知らないことが満ち溢れています。

 

もし何もかも「知ってるつもり」なら、

自分がどれだけ小さい存在か気づいた方がいい。

しょせんは、宇宙から見れば、微生物以下のちっぽけな存在です。

「知らないことすら知らない」ことに取り囲まれて生きているのです。

 

いつも私は、小さな体育館程度の器しかないと思って生きています。

原則として、その中のことしかわかりません。

そして壁の向こうは未知の世界。

全く想像すらできない世界が広がっている・・

そう感じています。


もし、この体育館の中が「知っている」ことだとすると、

体育館の壁は「知らないこと」です。

自分が何を知らないのか、

壁となって目の前に立ちはだかっていて、

自分が”何を知らないのか”そこそこわかっているつもりです。

 

だから、いろんなことに興味を持つし勉強もしています。

 

ただ・・。

知識を得て、経験を積むことは楽しいし

そうやって勉強することで、どんどん器は広がりますが、

仮に、自分が成長し東京ドームのような大きな器になったらなったで、

自分を取り囲んでいるその壁(知らないこと)の面積は増えるのです。

 

自分の「器」が小さかった時には、

取り囲む「知らないこと(壁)」も少しでした。

でも、知れば知るほど、知らないこと(壁)が増えるでのす。

 

ということは?

言い換えると、「知る」とは、

「知らないことに気付くこと」と言えそうです


知れば知るほど、知らないことが増えていく・・。

なんでも知っているつもりの人が、実は一番の無知。

知らないことがあることすら知らない自分がいます。

 

そこから、知らないことがあると気が付きましょう。

そして、知らないことは、勉強する。

知らないことが増えることが「器」を大きくすることなのです。