成功者に共通する秘密 | 願望を実現させる占い師 吉本博栄の独り事

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博栄流四柱開運術の創始者吉本博栄が世相をぶった切ります、

ダン・ケネディーが「成功した起業家」のイメージを
聴衆に尋ねたことがあるそうです。


・ 運が良い
・ 強力な人脈を持っている
・ 一族に金持ちが居る
・ 無慈悲な振る舞いで人から金を巻き上げる
・ 人を蹴落としてのし上がった

なるほど・・。
一般に人から見るとそういうイメージなんですね。
でもダンは言います。



”起業家の成功者に共通する秘密は、
 破産経験があるという事実だ。
 仮に破産にまで至らなくても、
 大失敗をしてすべてを失った経験をしている。”

私はこの言葉に激しく同意。
そういう一面はある!と考えています。
私自身も、債務整理経験者ですし
何もかも失い、1円のお金に泣いたことがあります。



事業をしていると、予期せぬ経済変動、
取引先の倒産による連鎖倒産、
信用していた経理担当者の持ち逃げなど
さまざまなリスクを背負います。
つまり起業家であれば、
破産は誰もが経験する恐れがあるということ。


ダンは自分の破産経験を通して言いました。

「破産すると、自分の人生は終わった。
 もう立ち直れないと落ち込んでしまうものである。
 『破産した者』の烙印を押され、
 二度と信頼を勝ち取ることができないと打ちのめされる
 でも、実際にはそうではなかった。 
 お金はいくらでもあって、失敗する前よりも早く、
 簡単に失ったお金を取り戻せると分かるのだ。」
 
と・・・。


そうなんです。
何もかもを失うと、そこから変化が起こります。
不思議と、運命が開けるのです。
”窮すれば変ず。変ずれば通ず”
という変化の道理ですね。
新しい何かが動き出します。


成功者が破産する理由は単純です。
富の引き寄せのみならず、事業を成功させて富を築くには、
リスクや失敗を恐れずにチャレンジすることが必要だからです。
チャレンジしたからこそ、破産した・・それだけです。
 


でも失うことの恐怖があると、行動できません。
だれだって、今の生活を壊したくないし、
すべてを失うのは怖いです。
ですが、それを乗り越えて行動できる人だけが、
大きな富を手にすることができます。


破産という経験は、その恐怖心を消してくれます。
破産はお金に対する恐怖心を乗り越える絶好の機会。
それをダンはこう総括しています。

「お金を怖がっているうちは客を引き寄せる力を発揮できない。
恐怖心を乗り越えた時、客を引き寄せる力が解放され、全開になる。」


私は思うのです。
誰にでも潜在的に大成功できる力はあると・・。
にもかかわらず、様々なしがらみ、責任、観念、思い込みがあって、
その可能性を封じ込めてしまい、思い切った行動ができなくなっています。


失うことの恐怖、体裁、世間の目。
やれない理由、言い訳はいくらでも出てきて、
チャレンジをやめてしまいます。

リスクを取りたくない。
失いたくない。
そう思っているうちは、成功できないし、
能力も発揮できません。

でも、自己破産すると、
やる!
以外の選択肢はなくなります。
成功者の条件というか、
そういう考え方になるしかありませんので、
結果、失った人は新しい何かを手に入れることになる。



一休宗純の言葉にこのようなものがあります。


 世の中は 食うてかせいで寝て起きて 
 さてその後は 死ぬるばかりぞ

だとしたら
倒産や自己破産? おおいに結構です。
そこに何の意味もありません。

大きな借金を抱えている? おおいに結構です。
開き直れば成功者になれます。

しょせん、食べて、クソして、寝るだけの生き物。
それが人間の人生というものなのですから、
リスクを恐れず、やってみる。
失った方が、かえって良い人生になると思えば、
何にでも、チャレンジできるのではありませんか?
あなたの抱えているものは、あなたが思っているほど
重いものではないのです。