第10回 プリズンホテル【2】秋 | ちょい悪爺LEONのブログ

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大阪フィルハーモニー交響楽団のファンで、その演奏会を中心に投稿します。写真撮影は公共交通機関を利用して行ける所を中心に復活しましたが、写真はインスタにpostしています。
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2010/04/29(木)昭和の日
LEONです。
 
浅田次郎『プリズンホテル【2】秋』を読みました。
 
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小説家木戸孝之介の叔父木戸仲蔵が経営する任侠団体様専用ホテル『奥湯元あじさいホテル』。
ある日『普通でないホテル』にとっては普通の『普通でない任侠団体大曽根一家御一行様』が宿泊
します。
こともあろうに同日、『東京桜親睦会』と名乗る、実は『東京青山警察署』の慰安旅行が同宿することに
なってしまったのです。
 
幹部の身代わりに明日自首して懲役に行く若い衆の壮行会。予算はふんだんにあるのです。
しかも、通例では宴会もちゃんとした儀式なので厳粛に進められるということであったのです。
 
一方、警察署のほうはと言えば、日ごろの締め付けから解放された無礼講の集団。
 
この組み合わせだと、普通に考えて大事件発生が予想されます。さあこのピンチ・・・数少ないカタギの
支配人花沢はいかに対処するのでしょうか?
 
しかも・・・そこにいわくありげな旅回りの元アイドル歌手とその愛人や・・・大学教授をなのるがどうやら
指名手配されている男などが絡み合って奇想天外な事件が展開されます。
 
しかし、浅田次郎の常套手段でもって、ちょっと考えさせられ・・・そしてちょっとしんみり泣かされてしま
います。
 
あと2冊・・・『冬』『春』が楽しみです。