第2回 蒼穹の昴 陳舜臣さんの解説 | ちょい悪爺LEONのブログ

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2010/03/09(火)
LEONです。

出勤前のひとときです。
昨日、浅田次郎『蒼穹の昴』全4巻を読み終わりました。

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解説は陳舜臣です。

この物語は『科挙登第』から始まります。
科挙とはの時代から20世紀初頭まで約1300年続いた
中国の官僚登用試験のことですが、ここから生まれたふたつの言葉に
ついて、陳さんは解説をしています。

引用開始----------------------------------------------------------

圧巻

国民であれば科挙は誰でも受けられた。どんな極貧の人であっても、
省の試験に及第して挙人となり、さらに中央の会試を突破して進士
なることができる。
答案は巻になっていて、あとで成績順にならべられ、首席の受験生の
答案は、一番上にのせられる。他の答案をおさえつけているので、
『圧巻』と称された。

破天荒

三国時代、荊州は戦乱のすくない時期があり、文化人でこの地に移住
する人が多かった。諸葛孔明もその一人である。ところが唐代になると
どうしたわけか人材が出ない。
科挙を首席で及第した人を状元というが、唐代になって百年以上経って
、ようやく荊州から最初の状元が出た。
荊州人は、人材が出ないことで自分たちの土地を自嘲的に、『天荒』
呼んでいた。
唐代最初の状元が出て、天荒が破られたのだった。これを『破天荒』
といった。

引用終わり-------------------------------------------------------------