2009/07/05(日)
LEONです。
LEONです。
北方謙三の三国志を夢中になって読んでいます。
昨日全13巻のうち8巻を読み終えました。
三国志の三国とは魏・呉・蜀のことであります。
昨日全13巻のうち8巻を読み終えました。
三国志の三国とは魏・呉・蜀のことであります。
後漢の終り、世は疲弊し乱世へ突入します。
青洲で起こった黄巾族の乱は太平道という宗教と日本で言う
百姓一揆がくっついたような氾濫で、これが後漢全土に拡大
していったのです。
青洲で起こった黄巾族の乱は太平道という宗教と日本で言う
百姓一揆がくっついたような氾濫で、これが後漢全土に拡大
していったのです。
これを討伐するという義勇軍が各地で活動を始め、平定して
いくのですが、広い中国においてその支配を確実にするには
武力で天下を抑える以外に道はなかったと言えます。
河北(黄河の北側)を制した曹操が周瑜(しゅうゆ)・劉備の
連合軍に敗れたのが赤壁の戦いであります。
いくのですが、広い中国においてその支配を確実にするには
武力で天下を抑える以外に道はなかったと言えます。
河北(黄河の北側)を制した曹操が周瑜(しゅうゆ)・劉備の
連合軍に敗れたのが赤壁の戦いであります。
敗れた曹操は敗走するもいまだ河北の広大な地域を支配し
後漢の帝を擁する、いわば正規軍的存在であり、後に『魏』を
治める『魏公』となります。『魏』の朝廷を起こし初代『魏王』
となったのは息子の『曹丕』であります。
後漢の帝を擁する、いわば正規軍的存在であり、後に『魏』を
治める『魏公』となります。『魏』の朝廷を起こし初代『魏王』
となったのは息子の『曹丕』であります。
勝った一方の周瑜は揚州を制する孫権軍の将軍で水軍を整備し
益州攻めを行うが、長江(揚子江)上で病死します。
孫権は劉備との同盟関係を維持しながらも一線を画し、専ら
揚州にて北の脅威に備えます。後に『呉』を興します。
益州攻めを行うが、長江(揚子江)上で病死します。
孫権は劉備との同盟関係を維持しながらも一線を画し、専ら
揚州にて北の脅威に備えます。後に『呉』を興します。
劉備は周瑜の死により揚州の守りに入った孫権軍のあと、益州
攻めにはいります。
このあたりからは9巻以降に展開され、まだ未読なのですが、
やがて『蜀』を興すことになります。
攻めにはいります。
このあたりからは9巻以降に展開され、まだ未読なのですが、
やがて『蜀』を興すことになります。
魏・呉・蜀の勢力分布は次の地図の通りです。


さてブログ表題『買っても・・・負けても』を感じた部分を
原作から引用します。勝敗というのは赤壁の戦いでの話しです。
原作から引用します。勝敗というのは赤壁の戦いでの話しです。
まずは敗者から・・・曹操
『私は負けたのだな、虎痴』
『負けの味は、よく知っているつもりだった。どれほど負け
ようと、立ち直れる。そう思ってきた。それは、ほんとうには
負けていなかったのだ、という気がする』
『殿は、生きておられます』
『負けの味は、よく知っているつもりだった。どれほど負け
ようと、立ち直れる。そう思ってきた。それは、ほんとうには
負けていなかったのだ、という気がする』
『殿は、生きておられます』
『胡床をもて。酒を運ばせよ』
杯を傾ける。風さえもない夜。
心の中にゆらめき立っているのは、死への憧憬なのか。
いま、この時。夢もない。希望もない。悲しみさえもない夜。
甘く、蠱惑するような、死の光があるだけだ。
杯を重ねていた。
心の中にゆらめき立っているのは、死への憧憬なのか。
いま、この時。夢もない。希望もない。悲しみさえもない夜。
甘く、蠱惑するような、死の光があるだけだ。
杯を重ねていた。
続いて勝者の周瑜(しゅうゆ)です。
咳をした。
掌に、赤い花が咲いた。幽が差し出した布で、周瑜はそれを拭った。
咳をするといつも血が出る、というわけではなかった。血が出る
時は、はっきりそうだとわかる。胸のどこかが、破れたような気分
になるのだ。だから、掌で口を押さえて咳をする。
どれぐらい生きられるのか、血を見るたびに、そう思った。
周瑜は三十五歳だった。
あと十年。それだけの時が欲しい。張り裂けるほどの思いだった。
掌に、赤い花が咲いた。幽が差し出した布で、周瑜はそれを拭った。
咳をするといつも血が出る、というわけではなかった。血が出る
時は、はっきりそうだとわかる。胸のどこかが、破れたような気分
になるのだ。だから、掌で口を押さえて咳をする。
どれぐらい生きられるのか、血を見るたびに、そう思った。
周瑜は三十五歳だった。
あと十年。それだけの時が欲しい。張り裂けるほどの思いだった。
このあと志半ばにして死んでしまいます。嗚呼。
勝っても・・・負けても・・・切ない話です。