Vol.285 京都市交響楽団第615回定期演奏会 | ちょい悪爺LEONのブログ

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大阪フィルハーモニー交響楽団のファンで、その演奏会を中心に投稿します。写真撮影は公共交通機関を利用して行ける所を中心に復活しましたが、写真はインスタにpostしています。
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2017/08/16

LEONです。

 

13日、八瀬の九頭竜大社の帰りに京都市交響楽団第615回定期演奏会に行ってきました。
北山の京都コンサートホールで、14:30開演でした。
ヴェルディレクイエムです。ヴェルディが尊敬する、イタリアの文豪マンゾーニを追悼するための

ミサ曲です。

指揮 川瀬賢太郎
オーケストラ    京都市交響楽団
  Fl 4    Ob 3    Cl 4   Fa 4    Hr 5     Tr 4 +4    Tb 4   Tu 1  Pc 5    Hp 1
  弦5部  (1stVn 15    2ndVn 13    Va 11   Vc 9    Cb 7)      計94名
  Trの+4は舞台以外での演奏で通称バンダ。この日は2F客席後方での演奏でした。
  コンサートマスターは客演。神奈川フィルのコンマスを務める石田秦尚さんです。
  2ndVnの首席も客演。西尾恵子さん。
独唱   Sop.  小川里美  M.Sop. 福原寿美枝  Ten. 藤田卓也   Bas. 妻屋秀和
合唱
 京響コーラス   Sop. 48    Alt. 32    Ten. 22    Bas. 21    計123名

1874年ミラノで初演した時のオーケストラ100名合唱120名とほぼ同じ編成となりました。


まず、曲そのものについて
     あまたあるレクイエムのなかで「もっとも華麗なレクイエム」と言われ、しかしそれ故に「イタリア

オペラ的」とか「ドラマチックすぎる」とか「教会にふさわしくない」とかの批判も多い曲ですが、派手

好きな私には一番好きなレクイエムなんです。
ドラマチックといえば、Pが6個もつくところがあることでも有名ですが、これピアニシシシシシモ

言うんでしょうか?

指揮者の川瀬さんについて
    そのドラマチックな曲をしかもこの曲を振るのは初めてといいながら見事にリードしてくれました。

なにしろ33歳の若さでグイグイ引っ張っていく指揮ぶりは大変好感をもちました。京饗は最近、

大フィル指揮者の角田鋼亮さんなど若手指揮者の起用も増えているように思います。
素晴らしい事だと思います。

オーケストラについて
     チケット完売が当たり前のようになっている京饗にしては、結構空席がありました。お盆だからか

広上さんが振らなきゃ京饗じゃないってことなのか、残念な現象でした。
PPPPPPの音はこれが正解なのかどうか理解を超えていますが、川瀬さんのリードに応えるべく、

メリハリのある快演でした。
わたしは大フィルファンでやや癖のある大フィルが好きですが(低弦の音が大きすぎる)、京饗の

安心感のある、安定した演奏は関西というより日本を代表するレベルだと、ある種の驚きさえ感じま

した。

ソプラノの小川さん、ちょっとお疲れなんでしょうか?少し音がぶら下がり気味のところがありましたが、ラクリモーサの4重唱では本領発揮。涙が出てきました。全体としては素晴らしかったと思います。
メゾの福原さん、広い音域で余裕の声量を発揮してくれてさすがでした。
テノールの藤田さん、今後楽しみな新進歌手とのことですが、この日の歌唱には不満が多く残念な

起用だったかなと失望。
妻屋さん、響きのよい重厚なバスを聴かせてくれました。大満足でした。

総じて、大阪の堺市からわざわざ京都の北山まで聴きに行く価値が有りやなしや?
ありました
次回京饗を聴くのは10月の西宮公演です。広上さんのブラームス交響曲第一番です。これは聞き

逃すわけにはいきません。楽しみです。