2017/05/15(月)
LEONです。
昨日、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで開催されたエサ・ベッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団のコンサートに行ってきました。
14時開演には少し早く着いてしまったので、ドリンクカウンターでコーヒーを飲もうとしたらこんなものを発見しました
。このコンセプトってなんか変でしょう。飲み屋じゃあるまいし・・・。
ホールの入り口から見たホール内の様子ですが、自席は7列目のほぼ中央、少し前過ぎると思いつつ着席したら、なかなかいい感じでした。
前プロはチョ・ソンジンと共演のベートーベン/ピアノ協奏曲第3番。
今年は既に3/15にウルバンスキ/NDR/アリス=紗良・オットーで聴きました。
チョ・ソンジンは評判どおりの素晴らしい演奏でしたが、アリスやその他のピアニストも総じていい演奏を聴かせてくれたので、この人のほうがうまいと比較論的評価などできません。あとは好き嫌いになりますが弾き姿を含むヴィジュアルが影響することは否めません。美しい女性であるに越したことはないのですが、ウジャ・ワンの顔は好きになれません。
ピアノ越しのサロネンはほとんど見えず、指揮ぶりはよくわからないままに終わってしまいましたが、オーケストラの紡ぐ音は繊細で、想像していたよりずっと美しく心に響いてきました。
マーラーの交響曲第6番悲劇的は80分にも及ぶ大作ですが、まったく退屈することもなくあっという間に終わったのがもったいなく感じるぐらいでした。静かな弦楽器の響きに乗っかるようなホルンの弱音など、思わず聞き惚れてしまいました。静かで心地よい音の流れと静かだけど退屈で眠気が襲ってくる音の流れは紙一重の違いですが、この演奏が前者であったためです。
縦の線が見事に揃って歯切れのいい強音が繰り返される第4楽章には圧倒されてしまいました。CDなどでははっきりしない2度のハンマー殴打のインパクトも凄いものがありました。
サロネンの指揮も見事でした。非常にわかりやすい振り方で、オーケストラと長年にわたって構築された信頼関係が演奏にも表れていたと感じました。
7月にはこの曲を大阪フィルで聴きます。エリアフ・インバルの指揮なのですごく楽しみです。
昨年9月の第5番のリハに際して、4日間ほしいというリクエストがあったようですが、通常3日間でやっていて急には対応できなかったというエピソードがあります。願わくば今回は4日間のリハを敢行してほしいものです。せっかく完璧に仕上げたいインバルの想いを大切にしてほしいと思います。
次回コンサートは井上道義/大阪フィル/ブルックナー交響曲第9番です。
兵庫県立芸術文化センター大ホール。

