2017/02/19(日)
LEONです。
昨日は待ちに待った大阪フィルハーモニー交響楽団の第505回定期演奏会に行ってきました。
井上道義シェフが首席指揮者として振る最後の定期演奏会で、ショスタコーヴィチの戦争交響曲2作品が演奏されました。交響曲第11番と第12番です。
通常3日間
というリハーサルも今回は大フィル会館で4日間と念入りに行われたようです。
そして本番1日目の一昨日、ゲネプロも気合が入ってる様子です。
一昨日の本番の様子も公式ツイッターにアップされ、昨日の期待をさらに高めてくれました。
どうやら、マイクが乱立しているところを見ると、一昨日の演奏が放送されるか、4番・7番に続いてCD販売するのでしょう。
で、2日目の公演は昨日フェスティバルホールにて定刻の15時に開演されました。
まず第11番ですが、副題に『1905年』とつけられている通り、同年1/9に起こった事件『血の日曜日』を取り上げています」。
第1楽章 宮殿前広場
第2楽章 1月9日
第3楽章 永遠の記憶
第4楽章 警鐘 という構成ですが、60分間切れ目なく演奏されます。
第1楽章がとにかく長い。30分ぐらいあったような・・・。帝政ロシア時代の陰鬱な状況を反映してか、凍てついた大地のイメージなのか、嵐の前の静けさというか、美しい弦の響きも不気味に感じる。マエストロ井上の鬼気迫る指揮でなければ退屈に感じたかも。
第2楽章まさに1/9の事件現場。オデッサの階段を静かに上っていくデモの群衆に向かい一斉射撃が始まる。有名なモノクロ無声映画『戦艦ポチョムキン』の悲惨な場面を思い出します。マエストロも楽団員も聴衆もそんな悲惨な場面だけれど、長い1楽章の抑圧からまるで解放されたかのように狂気の大爆発を起こします。時に批判的な論評もありますが、大箱のフェスティバルホールをぶち壊すのかという大音響は大フィルの真骨頂だと思います。
第3楽章は犠牲者への追悼なんだろうか。チェロとコントラバスのピチカートの上に流れるヴィオラが美しい。聴きごたえがありました。
第4楽章はロシア帝政に対する警鐘を鳴らし圧倒的なクライマックスとなる。次の第12番1912年で革命を成功させソヴィエト連邦を作ったわけですが、結局ソヴィエトは崩壊したとなるとこの警鐘は誰に向けたものだったのでしょう
いつもは20分の休憩が長く感じるのですが、昨日は短く感じました。
第12番も40分程度ではありますが、4楽章を切れ目なく演奏します。
長くなるので続きは明日アップします。


