2016/11/23(水)
LEONです。
昨日、ダニエル・ハーディング指揮パリ管弦楽団を聴きにザ・シンフォニーホールに
行ってきました。19時開演だったので、いつもの『紀州弁慶』で軽く腹ごしらえをして
向かおうと思いましたが、なぜかお休み?で、仕方なく天六・天五あたりをブラブラして
、天五(天神橋筋5丁目)の奴寿司でお手軽おまかせコースを食しました。人気店
だったけど、もひとつだったな。ま、そんなことはどうでもよくて、コンサートのこと・・・。
パリ管弦楽団は1828年に設立されたパリ音楽院管弦楽団が1967年に解散し、
改めて組織して作られたオーケストラです。
楽団員の2/3が入れ替わったのですが、通算すると189年の歴史を誇ります。
全く別物と理解すれば通算する意味はないのですが・・・。
実は1970年に初来日し、その時LEONは初めて海外のオーケストラを聴く機会を
得て、クラシックファンの第1歩を歩み始めた記念すべきオーケストラです。
このころの首席指揮者はカラヤンでしたが、来日時の指揮はたしか、ジョルジュ・
プレートルだったと思います。
現在はハーディングですが、前任は現N響のパーヴォ・ヤルヴィでした。
さて、昨夜は東京での情報と変わらず空席が目立ちました。5分前の案内の時で、
2階席は半分程度、1階席も2割程度空席がありました。
ちょっと拍子抜けしました。ペイしないんじゃないかな![]()
その雰囲気のまま本番突入したためか、ヴァイオリン協奏曲は何の感動もなく
あっさりと終了しました。ソロのジョシュア・ベルもオケのパリ管もさえなかったなぁ。
アンコールでベルのソロがいい響きでシンフォニーホールの空間を揺らしていて
ようやく気分も盛り上がりました。
アメリカ人であるからか、『グレイト』と叫びまくる聴衆もまじり、ブラボーも絶叫に
近いほどたくさんかかって熱狂的でした。自分の冷静さとあまりの落差があって
驚きました。
それにしてもグレイト
と叫んでいたひとは、ゲルギエフならハラショー
といい、
チョン・ミュンフンならチョワヨ~
と言うんだろうか![]()
で、マーラーの5番ですが、大好きな曲なので楽しく聴かせてもらえました。
2階席前方の1列まるまる空いているところ(S:19000円)に勝手に移動し、もちろん
両サイドに人がいなくて、余裕で聴けたのも良かったってのもありましたが。
1楽章のトランペット・・・かっこよかった。特に高音部の煌めきが素晴らしい。
2楽章の第2主題のチェロが美しい。
3楽章の『ワシや~』と立ち上がって演奏する独奏ホルン・・・大阪フィルに欲しい。
4楽章アダージェット・・・16型の弦5部とハープが期待通り美しかった。
5楽章・・・金管のコラールが美しく壮大なクライマックスとなった。
てことで個人的には大満足でした。ブラボーもすごかったです。
フランスのオケらしく美しく繊細な弦ときらびやかな金管が見事に絡み合ったいい
演奏だったと思います。
でも、今の日本のオケのレベル向上は素晴らしく、インバルが振った大阪フィルの
第5番は批評家により『インバルらしくない』とか『騒々しい』とまでこきおろされましたが、
個人的にはパリ管よりよかったと思っています。
ある一定の技術水準はプロとして必須だと思いますが、そこからは作曲家の熱い
想いにこのように応えたいという指揮者の熱き想い、それぞれに応えたいという
オケの熱き想い・・・いい演奏とはこういう想いの結晶だろうと思います。
そういう意味でインバル/大フィルに軍配を上げたいと思います。
で、その延長線上でこの演奏会に行くことにしました。
このコンサートにかける想いの強さはアマのほうが強い、そして長い歴史でレベル
も高い・・・そう、これでぇす
。
1/17の京都大学交響楽団演奏会です。
これ見ました![]()
なんと、第200回定期、創立100周年なんだって![]()
すでに残席ほとんどなしです。パリ管とえらい違いです。もちろん料金も10分の一と
えらい違いですが・・・。
でも、この記念すべき壮大なチャレンジの場にいるべきでしょ
。
楽しみです。

