2016/10/28(金)
LEONです。
昨日、ザ・シンフォニーホールで開催された大阪交響楽団の第205回定期演奏会に
行ってきました。
大阪フィルハーモニー交響楽団のファンであるLEONとすれば、はっきり言って、興味
がないオケですが、たまたま前回の第204回は若手俊英のヴィオッティが振り、今回は
日本では最高齢になる外山雄三がオールショスタコーヴィチプログラムを振り、しかも
ソリストに有希マヌエラ・ヤンケを迎えてというところに興味をひかれて、2回連続の
定期通いとなりました。
で、結果は大いに期待外れでした。
いや、大して期待をしていなかったから外れたわけではないかもしれません。
まず、外山さん、高齢のせいか輝きを感じられませんでした。
高齢のギュンター・ヴァントが89歳でNDRを率いてブルックナー9番を振った演奏の
ような感動を与えてはくれませんでした。客席からはほとんど動きがない指揮ぶり
だったようですが、DVDで見て、すごい音楽を生み出していくのがよくわかりました。
このDVDは優れもので2つの映像を選択できるのですが、ず~っと指揮者を撮り
続ける映像を観ると、そのすごさがわかります。NDRを世界のトップクラスに成長させ
たので、オケとの信頼関係も違うし、何よりオケのレベルが違うんだけどね・・・。
ヴァイオリンの有希マヌエラ・ヤンケ・・・このひとは凄かった。想像していたよりずっと
大柄で、特にカデンツァの部分では、その体をフルに使った力強くまた超絶といえる
技量に驚きました。ただ、協奏曲というには、彼女におんぶにだっこ状態となった指揮
者とオケの姿が浮き彫りになったと思います。この曲、井上道義/大阪フィル/諏訪内
晶子vnで聴いてみたいと思います。絶対いいと思います。
さて、メインのショスタコーヴィチの交響曲第5番・・・これは聴いていて疲れました。
弦5部が時々美しい弱音を聴かせてくれたものの、アンサンブルはまとまりを欠き
管楽器は金管木管を問わずfffは雑然として、まるで喉声でがなりたてて第9の
合唱を歌っているいるような、締め付け感を感じました。キンキンのピッコロにも閉口。
ザ・シンフォニーホールというすばらしい音響のホールでいっぱいいっぱい鳴らそう
とする必要はないんじゃないかな?それに第5番は第4番とちがいトラディショナルな
交響曲だしね。ちょっと表現も違うような気がしました。。
ところでメンバー表です。
これを見ると、比較的充実した第1ヴァイオリンで3/14が客演。
第2ヴァイオリンが5/12が客演。ヴィオラにいたっては6/10が客演。
同じようにみていくと、チェロ4/8、コントラバス2/6、フルート2/3、オーボエ1/3
クラリネット3/4、ファゴット1/3、トランペット2/4が客演となっており、弦5部と
管楽器で29/67が客演(43%)となっています。打楽器等含めると総勢75人編成
です。
一方9月の大阪フィルハーモニーの502回定期を見てみると、弦5部と管楽器で
29/94(31%)となっています。この時は打楽器等を含めると総勢100人編成でした。
大阪フィルハーモニーは第1ヴァイオリンが深刻で7/16が客演ということですが
その他はかなり安定しています。
大響のように43%までが客演というのではこういう難曲を演奏するのに支障が
あるとは思いませんか?
大阪フィルハーモニーの首席指揮者井上道義さんがいう『大阪に4つもオケは
いらない』というのがわかる気がします。1~2楽団に集約させ、企業や個人からの
支援も集中させ、楽団員が誇れるギャラを出し、より競争も激しくそして質の高い
演奏ができる環境づくりをするのが急務だと思います。
で、結論
来年のオケは大阪フィル定期10回、マチネ2回、ソワレ2回、大ブルックナー展
2回をベースに聴く。大阪のその他3つのオケにはいかない。今年は大響に2回
行ったけど・・・。時間とお金の無駄遣いはやめる。年金生活者ゆえ。
海外からの来日オケは大阪公演があれば1~2回行く。NDRは決まった。
今年はトーンキュンストラー管、マリインスキー管に行った。11月にはパリ管に行く。
国内のオケも大阪公演があれば1~2回行く。今年はOEKと名古屋フィル。
できれば旅行を兼ねて金沢でOEK、松本でサイトウキネン、札幌で札響、福岡で
九響・・・どれかを実現したいと思っています。
あ・・・細かい今年の総括と来年の抱負はまた後日。

