フレンチホルン用のソフトケースを自作! | MNC hornist

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MNCのホルン吹き
Wenzel Meinl 105GLTを使っています。



フレンチホルンのケースは、四角いハードケースかが基本だろうが、どうしても必要以上に大きく、また重くなってしまい、頻繁に持ち運ぶにはちとしんどい。

持ち運びしやすいように少しでも小さいものとなると、以下のようにへんてこな形になり、心理的な抵抗感が強い。

 

ホルンとわからない外見で楽器の保護効果があり、できればコンパクトなものが欲しい。

MBケースなどもあるがゴツさはいなめず、友人は使用しているが自分にはピンとこななかった。そのため、意を決して自作することにした。

 

まず1作目として、リュックのように背負うタイプものを作ってみた。標準的なサイズのものだと楽器が収まらないので、少し大きいタイプを探す必要があった。

アマゾンではこちらのグランドストーンというブランド(現在は取り扱い終了)。

 

 

背負った時の背中側にベルを配置し、本体はカニを買った時の発泡スチロールを加工してビロードで覆った。100円ショップで買ったマジックテープのベルトで固定するようにした。

かかった費用は本体が5,000円、加工材料が1,000円の合計6,000円なり。

 

持ち運びがスムーズで駅のコインロッカーにもギリギリ入るように仕上がった。

 

喜んでしばらく使っていたのだが、素材が柔らかすぎるため、背負って電車に乗っている時に見えない背中側で手すりにぶつけ、2か所の凹みを作ってしまった。

また、普段からリュックを背負っているため、これを持ち運ぶときはリュックが二つになってしまい、不便を感じた。

欲を言えば譜面台やパソコンを入れたかったが、それはさすがに不可能であった。

 

色々と不満がつのる結果となったので、2作目を作ることにした。

 

(続く)