日下育子  Web Exhibition22「花開キマスヨウニ」 | みんなの学び場美術館 館長 IKUKO KUSAKA

みんなの学び場美術館 館長 IKUKO KUSAKA

生命礼賛をテーマに彫刻を創作。得意な素材は石、亜鉛版。
クライアントに寄り添ったオーダー制作多数。主なクライアントは医療者・経営者。
育児休暇中の2011年よりブログで作家紹介を開始。それを出版するのが夢。指針は「自分の人生で試みる!」

「花開キマスヨウニ」

 

 

 

 

 

亜鉛版(トタン板)を麻糸で縫い留めて立体化した作品。

 

もう十数年前のことですが、

画家であった父のドライバー兼、鞄持で九州の取材旅行に同行したことがありました。

 

その時、鹿児島県の知覧にある知覧特攻平和会館 千人針 を観ました。

 

「千人針とは、第二次世界大戦 まで日本でさかんに行われた、多くの女性が一枚の布に糸を縫い付けて結び目を作る祈念の手法、および出来上がったお守り のこと。武運長久、つまり兵士の戦場での幸運を祈る民間信仰である。」

 (ウィキペディアより引用)

 

さらしに赤い糸の結び目では、物理的には当然、鉄砲玉は防ぎようがないけれど、祈りの力で武運長久を祈る木綿の鎧のように見えて強烈に印象に残りました。

 

 

同時に、祈りを込めて「縫う」という行為は、祈りを込めて「彫り刻む」と同様に彫刻の手法にはなるのではないかと考えました。

 

90センチ角のトタン板に切れ目を入れる。

千人針と同様の結び目で、縫い留めることだけでかたちを立ち上げる。

ということにこだわって、創作を試みました。

 

 

私には戦争体験はありませんが、東日本大震災を体験しました。

 

震災で命を落とされた多くの方々のご冥福を祈りながら、また復興を目指すお一人お一人の願いがかなうように

祈りと応援の想いをこめて、「縫って」かたちを立ち上げました。

 

 

 

H 75×W 50×D 50(cm)

亜鉛板、麻糸、合板

 

2017晩翠画廊個展「実ラセル現レル」にて発表

 

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