思えば発症してもう

10年半になります。

脳卒中(脳梗塞、脳出血)による後遺症は10人10様ですが

現在のリハビリは当事者が考えたものでは無いので中々回復するには時間が掛かります。


そこで私は脳出血で半身麻痺になられた当事者で、

自身のやり方で見事40日程で回復してしまった

堀尾憲市という方に指導して頂き

ました。

残念にも氏は昨年末に急逝されましたが

氏は自身の考案した

堀尾法という方法で全国各地を周り麻痺で困っている方に指導をしてきました。

氏は「たけしの家庭の医学」にもオファーされ出演された方です。

基本的な考え方は

人間の持つ自己治癒力を活かして

回復させる方法です。

ダメージを受けた脳の部位ではなく

健常な部位に今一度ダメージを受けた部位の本来持っていた作業を

再教育させるというものです。

氏は元々ロボットの設計に携わっていましたので

失われていない手足を動かす機能を脳に再教育させればいいだけだという発想です。

現在のリハビリはあくまでも

補助器具を使って日常生活が出来るようにすればそれで良しと言うのがゴールとなっていますが当事者はあくまでも健常者の様な状態に戻りたくリハビリを行っています、

私は氏と何度かお会いして指導を受けました。

氏は自己治癒力研究所を立ち上げそこで当事者に本来の適切なリハビリを施す事をしてきました。


私も今年の抱負として今一度リハビリに注力しようと決心しましたので

堀尾法に紹介されている器具を早速作ってみました。


私の歩行は麻痺足が内側に向いている内反足と呼ばれる状態ですので真っ直ぐに足を振り出せるように添付写真のギッコンバッタン器具です。

これはあくまでも堀尾法による使用器具となります。

当事者が考案してそして健常者の様に回復出来た器具ですので

当面はこれを使ってリハビリに専念します。

回復状況は追ってご報告致します。

今回もお読み頂きまして誠に有難う御座いました。🙇‍♂