しかし、お母さんは鬼だった。メガネが欲しいと言うと「メガネって持ってるじゃない、メガネっていうのはコンタクト外した時につけるもんでお洒落メガネなんて無駄、なんでそんなもんがいるの、ったくまた高いもの買わそうとして…」どうして、どうして…誕生日プレゼントくらいなんでもいいじゃないか、どうして私が考えて考えた末に出した答えを否定してくるのか。それも私という存在をいちいち否定してくる。本当に嫌だ。メガネが買ってもらえなかった不満じゃない、これはなんなんだろう。耐えきれず自分の部屋へ逃げた。そして、また泣いてしまった。分かってる、母性の足りていない母親だってことは。こうなってしまったのは私のせい…いやアイツノセイ。お母さんのせい。みんなお前のせいだ。
それでも、涙は溢れてしまうんだ。