読響第249回土曜マチネー:ブラームスP協奏曲第1番&スコットランド(河村尚子&ヴァルチュハ) | のんびり まったり やんごとなき みやびなまいにち

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つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。

読売日本交響楽団第249回土曜マチネーシリーズを聴いてきました。お目当ては河村尚子さんのブラームス。この曲を聴くのは、(2019年ベルリン放送交響楽団来日公演でアンスネスが弾くはずが、肘の故障でモーツァルトに変更してしまったので)2013年秋のバーミンガム市交響楽団来日公演(ピアノ:エレーヌ・グリモー、指揮:アンドリス・ネルソンス)以来。あの演奏は素晴らしかったキラキラ河村尚子さんも楽しみです。当時のネルソンスは痩せていたのに、今は心配なほど太ってる…


 

2022年8月27日(土)14時開演 東京芸術劇場コンサートホール

【指揮】ユライ・ヴァルチュハ Juraj Valčuha 【ピアノ】河村尚子

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15

メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」

Johannes Brahns: Piano Concerto No. 1 in D minor, op. 15

Felix Mendelssohn: Symphony No. 3 in A minor, op. 56 "Scottish"

 

当初聴くつもりはなかったのですが、大好きなブラームスのピアノ協奏曲を大好きな河村尚子さんが弾くとあらば聴かないわけにはまいりません。しかも、関西人(西宮出身)というのがいいですねラブラブこれまでに河村さんの演奏を聴いたのは、ラフマニノフ第2番、パガ狂、10周年リサイタル、ラヴェル左手、ラフマニノフ第3番、サン=サーンス第2番、プロコフィエフ第1番、矢代秋雄。



週の後半は暑さが少しやわらいだ感じがしていたけれど、この土曜日は猛烈な暑さが逆戻り驚き


芸術劇場前には…


 

長ぁ〜いエスカレーター


読響土曜マチネは、ドイツロマン派ど真ん中の2曲…河村さんは白のタイトなドレスでご登場ラブラブしかも笑顔がチャーミングキューンラブ飛び出すハートとにかく河村さんの演奏が素晴らしくて大満足。第1楽章で長い序奏の後にピアノが入ってきたところでは泣けました…アンコールはブラームスの間奏曲。これも心にしみましたキラキラやっぱり聴きに来てよかったルンルン

しかし、周囲では美しいカデンツァの中、飴玉の袋をあけるババァ。それに触発されて自分もと飴玉の袋をあけるジジィがいて…ネガティブそのジジィいきなりしゃべりだすし…ホント最低。その他にも裸の大将放浪記みたいなオッサンが火曜日のサントリーでも今回もスタッフにまとわりついてたけど、なんだろう。火曜日は演奏が始まる直前に「ダブルブッキングが…」などと声を出しながら歩き始めて係員に制止されていたし…客層がイマイチなのか、たまたまかイラッ気にしすぎか。少なくとも私は「老害」などと後ろ指さされぬよう、他人様に迷惑をかけないようにしたいと思います。

まともに聴ける雰囲気ではないので、後半はお願いして座席を変更してもらい快適(スタッフさん、ありがとうございましたウインク。「スコットランド」は演奏会で取り上げられるのでよく聴くけど、曲想が軽いので、感動するというより心地よく楽しく聴く感じ。火曜日にサントリーホールで聴いたばかりのヴァルチュハはマーラーではかなり細かく指示を出していた印象でしたが、スコティッシュでは自由な感じ。全曲アタッカで颯爽と駆け抜けた感じで、フムフムフムフム…気軽に楽しめた。ヴァルチュハを今週2回聴いて、まぁまぁいい感じだった。


池袋駅地下街にある八天堂のクリームパンを買ってさっさと帰宅、Joliクンとのんびり過ごしました。


円楽さんの肺炎が何事もなく快復されますように。独演会のチケットを買ってあるけど、中止はやむなし。