反省したことは、演奏会に体調を整えて行かなかったことです。
海外出張から夜行便で帰国した直後で疲れ果てていた
疲れたままベトナムフェスティバルに行った
ベトナムフェスティバルで日頃飲まないビールを飲んだ
これらが影響して、演奏会でかなり眠ってしまったのは痛恨の極みです
今年は読響メトロポリタン・シリーズの会員になりましたが、それに加えて、文京シビックホール15周年記念公演「響きの森クラシック・シリーズ」の会員にもなりました。
今シリーズ(全4回)はコバケンさんによるオール・チャイコフスキー・プログラムで、第1回目のシリーズ Vol. 52を聴いてきました。
チケットは完売。コバケンさんによると、シリーズチケットは全席の8割が売れたとか。すごい人気ですね。
コバケンさん指揮のポロネーズとロココは読響の演奏で4月に聴いたばかりです(こちら)が、東フィルの演奏はいかに?
6月13日(土)15時開演
文京区シビックホール 大ホール
チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニー・オネーギン」より “ポロネーズ”
バレエ音楽「くるみ割り人形」より “花のワルツ” “金平糖” “葦笛”
イタリア奇想曲
ロココの主題による変奏曲*
大序曲「1812年」
(ソリスト・アンコール)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番
【指揮】小林研一郎
【チェロ】上野通明*
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
くたくたになったホーチミン市の出張から夜行便で朝に日本に帰って来て、代々木公園のベトナムフェスティバルに行き、ビールも飲んでいたので、寝てしまうのではないかと心配していましたが、予感的中
主催者側(文京区?)からの要請で各曲にコバケンさんのコメントが入り、それぞれの曲の特徴や聴きどころ、チャイコフスキーの意図等を解説した上で、実際に楽器の各パートを演奏することで、ハーモニーの美しさを分かりやすくしてくれます。コバケンさんの優しい語り口がお人柄を感じさせ、ますます好きになります。どことなく、大学院時代の恩師に雰囲気が似ている気がするので、またさらに親しみがわいてきます。
『ポロネーズ』と『くるみ割り人形』は面白い解説と短い演奏時間で眠くはなりませんでした。チェレスタが初めて使われたのは『こんぺいとうの踊り』だということは知っていましたが、コバケンさんによると、チャイコフスキーはこの楽器を最初に使うのが自分でありたいために「リムスキー・コルサコフには言うな」と言ったという逸話を紹介されていました。
(発明したミュステルのチェレスタ)
次のイタリア奇想曲は最初の1分で気持ちよくなり、爆睡
休憩を挟んで、ロココの主題による変奏曲も、独奏チェロが入って、チェロのあたたかみのある優しい音色を聴いているうちにウトウトウト 疲れきった身体を癒すのにチェロが効果的だということがよく分かりました。目が覚めたのは最後の3分前。アンコールのバッハがよかっただけに、眠ったのが悔やまれます
さすがに、1812年は寝ません。まぁ、眠れる曲ではないですがね。豪快な演奏で締めくくられました。
bravo!と大きな拍手。
コバケンさんは・・・
アンコールしたいのだが、1812年の素晴らしい余韻のまま、みなさんにホールを後にしていただきたい。次回(10月)はやりますからね…
そうです。必ずしもアンコールは必要ありませんので、コバケンさんのおっしゃるとおりです。
眠ってしまったのは、痛恨