書き置き | とみさんのブログ 60代現役バリバリ健康おやじ戯言

とみさんのブログ 60代現役バリバリ健康おやじ戯言

日々の出来事や自身の
健康のためしてること
配信してます
トラックドライバーから50代後半から福祉のダブルワーク
元氣の秘訣をおじさんが語ります

訪問ありがとうございます

 

 

書き置き

 

中学生の頃かな

私の母が残した書き置きを

思い出しました

 

大正生まれの母は

98歳で亡くなりました

 

私も60歳に届こうとしている

 

母は小学校低学年を半年ぐらいしか

通わなかったそうです

 

だからあまり文字も書けませんでした

だから私たち子供には

高校までは必ず通わせると言ってました

 

でも母は計算とか裁縫はとてもうまかったですね

昔の足踏みミシンもとてもうまかったですね

 

老眼もあって針を通すのは私の役目でしたね(笑)

朝早くからパイン工場の送迎バスで通って

遅くまで働いていました

 

私は末っ子でしたので

帰りはいつも送迎バスを待ってました

帰ったら母は子供たちの服の洗濯して

寝るの夜中に寝て

早朝に仕事にいく

 

いつだったか忘れましたが

母が残したメモと何か入っている袋がありました

 

「今日は用事で遅くなるから

パンとコロッケ食べてね」

 

私はこの書き置きを見て

涙がでました

 

下手な字で母が書いた文字を見て

泣けました

 

母の愛のいっぱいの文字でした

実際に書かれた字は

こうです

 

「きょうはようしで、おそくなるから

はんところけたへてね」

 

すべてひらがなで

パンははん、コロッケの小さい”つ”はない

へにもべになってない

濁音を知らなかったのですね

学校でそこまで教わってなかったからですね

 

私は学校に行けるだけで感謝できるようになりました

本当にうれしかった

母が一生懸命に書いた書き置き

感謝でいっぱいになりました

 

今思い出しても

目頭が熱くなります

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました