憂国のサラリーマン -106ページ目

ギターめっちゃうまい

動画を適当に見ているうちに見つけて思わず聞き入ってしまった。このくらいギターひけたらかっこいいな。この人もてるだろうなw

教育改革

榊原氏の「日本は没落する」に書かれていた日本の教育の見直しの中で、とても共感するところがあった。

日本の多くの教師は社会に出た経験がなく、自分の教えていることが社会でどのように役立つのか自覚、認識がないのではないかという点だ。教育に社会人を活用するという案に大賛成である。

今の日本の財政状況を考えると、ただでさえ公務員の給与は高すぎると指摘されている中で、しかも教師は一般の公務員よりも5%高いと言われているのに、教育の質を高めるために、教員数を増やすだとか、優秀な教員確保のため給与をもっとあげるなんていう選択肢はありえない。

児童の親が交代で毎日1コマ授業を受け持つとか、社会人の教育ボランティアを募り活用するとか、いくらでも方法はあるだろう。

1クラス30人前後であれば、毎日1コマといっても、交代で教える親の負担も1ヶ月に1回程度であり、それほど問題ないだろう。教師が自分の授業にあわせて、専門家の親やボランティアを適当に活用できるようにしてもいい。

商社マンの親は英語や地理などを仕事の経験を通して教え、漁師さんは、市場の仕組み(社会)や魚の生態(生物)などを教える。親が塾の講師だったら、先生よりも教え方がうまかったりしてw

実社会の経験に基づいた授業は、迫力が違うと思うし、生徒も興味を持つと思う。

ねずきちさんhttp://nezu621.blog7.fc2.com/ の歴史教育なんかもいいなあ。

イチローに野球を、EXILEにダンスを、松田聖子に歌を教えてもらえるような授業が一回でもあったら、いい思い出にもなるし、学校が楽しくなるだろう。

もっと社会人を教育に活用する方法を、文科省、教育委員会は考えて実現してほしい。

日本は没落する

「日本は没落する」という本を読んだ。著者は旧大蔵省で「ミスター円」と呼ばれた榊原氏。今後、中国やインド等アジアの国々が益々発展し、このままでは日本は没落すると警鐘をならしている。

アジアの国々が発展する最大の理由は、日本以上に教育、技術、研究開発を重視して力を入れているからだという。

中国や韓国というと、日本の技術をコピーして、大量生産、為替を武器にして成長しているという印象があるが、一方で教育、研究開発にかなりの投資をし、多くの優れた技術者を養成しているという。

例えば、中国。中国の政治を動かしているのは共産党の政治局で、その中心は9名からなる常務委員会である。そのトップの胡錦濤主席をはじめ、ほぼ全員が技術系出身だという。しかも中国のハーバードと呼ばれる清華大学出身者が、政治局だけでなく、各省庁の幹部を占めている。清華大学は工学系が主流の中国ナンバーワンの大学で、千以上ある大学の研究開発予算の半ばを優先的に振り分けられている。中国は理系教育を受けたエンジニアが、政治,経済のエリート層を形成しているといえる。当然、胡錦濤政権は、国家政策として技術教育と留学を推進しているし、07年の共産党大会では、党規約に「科学発展観」という言葉が書き込まれることになった。

日本の大学入試の受験者数は50万人程度だが、中国は950万人。日本がゆとり教育なんかしている間に、もっと激烈な受験戦争を20倍もの中国の若者が戦っているのである。

量より質だといいたいところであるが、その清華大学にはハーバードやエール大学といった世界の一流大学の学長自らが優秀な学生をヘッドハンティングしにくるそうだ。しかも留学費用は大学もちで。そこまでして自分の大学に来てほしいと評価している。東大や京大といった日本の大学生にはそんな待遇もしないし、そもそも学生ハンティングにも来ない。世界の評価はシビアだ。清華大学の30%が留学するそうだ。

清華大学にはクリーンルームを備えた半導体工場から原子力発電所まであるそうだ。人工衛星も打ち上げているらしい。多くの優秀な学生が恵まれた研究設備でこれからどんな新たな技術を生み出すのか。

新幹線をコピーして売っているとか、日産の電気自動車の技術を盗んだとか、技術泥棒の印象の強い中国であるが、明確な国家戦略のもとに着々と技術立国の基盤を築いている。

日本では学生の理系離れ、職人の後継者不足がニュースになっているが、こうした技術者の質、量の差は、これから日中間の技術力、国力の差として現れてくるだろう。


日本は没落する/榊原 英資
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