編集長の富田志乃です
私は、初めて本を出す方や、
「いつか本を出したい」と思っている方を
お手伝いする機会が多くあります。
その中でよく感じるのは、
「こういう本を出したい!」という思いが
どうしても先行してしまうということです。
しかし、
出したい本と、出せる本は、同じとは限りません。
取材やヒアリングを重ねたうえで、
「〇〇さんなら、このテーマで出版を目指せそうです」
とお伝えしても、
ご本人が心から納得できなければ、
企画書はどうしても“上っ面”なものになってしまいます。
かといって、ご本人の「出したいテーマ」で
企画書をつくっていただくと、
たとえば部下育成の本なのに自己啓発書になってしまったり、
メンタル本になってしまったりと、
方向がずれてしまうことも少なくありません。
多くの方は本をたくさん読んでおり、
それなりには語れるかもしれません。
しかし、著者として必要な
“根拠”(エビデンス)がなければ、
そのテーマの著者にはなれません。
本来、出版の世界は、
出版社から「〇〇のテーマで書けませんか?」と
オファーを受け、それに応える形で本になるのが理想です。
ですから、「そのテーマでは書けません」と言ってしまえば、
出版のチャンスはなくなってしまうのです。
出版社が求めているのは、
その人が書きたいことではなく、
読者が求めている企画です。
そう、
出したい本と、出せる本は違うのです。
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