日本人はもともと自己肯定感が低いのです。 | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

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出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

「私は自分に自信がなく、 

自己肯定感が低いのです」

という方が多いのですが、

 

そもそも、日本人で

自己肯定感が高い人の方が少ないので、

 

「私は自己肯定感が低いです」は

「I am Japanese」
と自己紹介しているに過ぎないと
私は思っています。


ですから、
自己肯定感を上げる必要もなければ、
高いからどうなんだといつも思うわけです。

ただ、
「私は自己肯定感が低いのです」
という人は、意外と
自己評価が高いなあとは感じます。
自己評価が高いから、
もっと褒められるはずだ、
もっと評価されるはずだ、
もっと愛されるはずだと
どんどん他者への期待が高まります。
そして気づくと
自身の判断基準が「他者」になってしまうのです


しかし、自分が思っているほど、
実際は、
できていないし、
すごくはないし、
素敵でもないし、
羨ましくもないので
当然他人の評価は
「へえ~」程度です。


そうすると、
「やっぱり私はだめだ」
「やっぱり私ばかり評価されない」
「こんなに頑張っているのに」
「こんなに尽くしているのに」
と、どんどん恨み節が炸裂され、
ますます評価されなくなります。

所詮、自分ごときです。
別に褒められないのが当たり前。
この程度で認められないのが当たり前。
そう思っていたら、
褒められなくても、
認められなくても、
傷つくこともなければ、
自信喪失することもありません。


それどころかむしろ
意外と褒められるし、
意外と評価もされます。

「富田さんは自分に自信があるから」と
言う人もいますが、


私は自己肯定感が低いですし、
自信もありません。
だから私ごときを
誰かが褒めてくれることを
期待はしていないので、
「志乃ちゃん、偉いぞ」と
自分で自分を褒めています。


そうすると、 何度も書きますが、
誰かが褒めてくれるんです。
すごいねって言ってくれる人が
現れるのです。

自信がない人は、
自ら自信を失うようなことをしている
だけなのです。


褒めてくれない、認めてくれない他者が
悪いのですはなく、
原因は自分にあるのだと思えたら、
もっと、
自分軸で楽に生きられるのではないでしょうか

 

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