本のテーマは1冊に1テーマ 読者明確にすると絞りやすいです。 | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

本を出したいと思う方は、

伝えたい思いと同じくらい、

伝えたいことがたくさんあり、

どうしても、あれも、これもと

盛り込みがちです。

 

でも、

本のテーマは、

1冊に1テーマが基本です。

ただ、テーマを絞る

ということが、

イメージできないという方が

多いのも事実でしょう。

 

その場合は、

徹底的に

読者を明確にしましょう。

たとえば、ダイエットの本

痩せたいと思っている

20代~40代の女性全般

 

という、

ざっくりした絞り方ではなく、

 

A子さん

45歳 更年期に突入して、

なかなか痩せない。

健康診断でもE判定がつき、

半年で5キロ痩せないといけない。

 

B子さん

26歳

下半身に肉がつきやすい体質。

ヒップアップして、

太ももを3センチ細くしたい。

 

C子さん

36歳

ボディーラインが崩れてきたので、

メリハリのある体づくりをしたい。

 

この3人の女性は、

同じ「ダイエット」でも

それぞれの状態と求めるものが違っています。

 

では、自分のメソッドは、

上記の中で、どの女性だったら

より効果があるだろうか。

 

どの女性だったら、

「やってみたい」と思ってくれるだろうか

 

こんな風に、読者を明確にすることで、

*正確には、読者の困ったを明確にすることで、

 

おのずとテーマは絞られてきます。

 

1冊×1テーマ×1読者

 

鉄則です!

 

 

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