KKロングセラーズ
編集長の富田志乃です。
人生も折り返し地点を過ぎ、
いろんなことが見えてくると
自分が失敗してきたこと、
それを克服してきたことなどを、
若い人が、自分と同じ失敗をしないように、
傾向と対策を伝えておきたい。
それを本にしたいという
ご相談が、意外と多いのです。
たしかに、予め傾向と対策を
知っていたら、失敗したり
挫折しないで済むので、
良いように思うのですが、
ただ、考えてみてください。
ご自身が20代の頃、
50歳や60歳の方の
「いい話し」を
自分事として聞けていましたか?
将来のためになるからと、
真剣に聞いていましたか?
聞いているふりはしていても、
「はいはい、時代が違うよ」
「はいはい、考え方が古いんだよ」と
聞き流していたのではないでしょうか?
自分はできなかったのに、
いまの若い人には求めるのでしょうか?
それは無理だと思います。
もっと言えば、20代でなくても
自分が経験していないことは
いろいろ言われてもわかりません。
過ぎてきた道だから見えるのです。
体験してきたことだから、わかるのです。
それを大前提にしないと、
「私はあのとき、こうしていた」
「あのとき私はもっと頑張っていた」
と、自分の物差しや価値観を
押し付けてしまうことになりかねません。
そうなるとますます、
誰も聞こうとはしません。
・「この資料、こう直した方がいいよ」
・「これって、こっちの方が似合うよ」
ファイリングも事務処理もしたことのない人から
「この資料を直せ」と
言われて素直に聞けますか?
おしゃれでもない人からファッションを
指摘されたら、
素直に聞けますか?
結局人は、
尊敬している人、
認めている人、
憧れている人、
一目置いている人から
「こうしたらいいよ」と言われはじめて
聞く体制になるのです。
伝えたい、救いたい、助けたい
その思いは素敵なのですが、
まずは、どうしたら伝えられるのかを
考えることが先決です。
見せ方を変えてみる。
再現性の高いメソッドを考えてみる。
その道の専門家と共著にしてみる。
いろいろ方法はあります。
是非、考えてみてください。
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