「お前」と言われて嬉しい? | 編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

KKロングセラーズ

編集長の富田志乃です。

 

さて、みなさんは

異性から

「お前」と呼ばれて嬉しいですか?

 

かつては、

「お前」と呼ばれることに

抵抗がない人も多かったようですし、

むしろ、

男らしくて好ましい。

所有されている感じがいい。

守られている感じで安心する。

 

なんて言ってた人もいました。

 

ただ、どちらにしても、

好ましい相手から言われた場合は、

嬉しいとは思うのでしょうが、

 

個人的好意もない、

まして会社の上司などから

「お前」と呼ばれたら

みなさんどうでしょうか?

 

私は、

充分「お前」世代なのですが、

父は母のことを名前で呼んでいましたし、

「お前」文化で育っていないので、

 

社会人になりたての頃、

関西出身の先輩から

「お前アホか」と言われて

びっくりしたことを覚えています。

 

ただ、先ほども書きましたが

一定の年齢以上の人にとって、

「お前」というワードに抵抗がなく、

 

とくにその年代の男性によって

女性の同僚、部下や後輩を

 

「お前」と呼ぶことが

コミュニケーションだと

思っている人もいるようです。

 

嫌がられているどころか、

むしろ、喜ばれている、

俺って好かれていると

思っている人もいるくらい。

 

残念ながら、出版業界にも

そんな勘違いをした人は

たくさんいます。

 

大手出版社や新聞社系の出版社は

定期的に「コンプライアンス研修」を

おこなっているようですが、

業界全体として、

徹底されてはいません。

 

お茶を入れるのは「女性の仕事」

お土産のお菓子配りは「女性の仕事」

 

まだまだ、

それがまかり通っているのも事実です。

 

え?出版業界って

もっと進んでいるじゃないの?

 

いえいえ、これまた残念ながら、

女性の経営者は少ないですし、

書店さんにしても、女性の店長さんは少数。

取次会社も、女性で偉くなっている人はほぼいません。

 

もちろん、それがいい、悪いと

いうことではなく、

あくまでも事実としてのお話です。

 

さてさて、

「お前さあ」と言うことが、

カッコイイ!

好かれている!と勘違いしている人に

 

どうしたら、

「もしもし、違いますよ」

お伝えしたらよいのやら・・・

 

部下たちは、何も言いません。

言って嫌われたくないし。

 

ヒステリックだ、

細かいだ、

メンドクサイだ、

真面目過ぎるだ

いろいろ言われたくないし。

 

だから、ますます気づかない。

 

ただね、もはや

ハラスメントがどうこうではなく、

 

令和の時代、

「お前」って言って

キュンとしてくれる女性はいません。

 

たとえば、

そんなこともわからない人が、

女性向け案件の最終ジャッジをするの?

 

印鑑を押すの?

意見しちゃうの?

 

と思うのは私だけかしら?

 

世の中、

不思議がいっぱいです

 

通常10,000円→ 3,000円

・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

\売上10倍アップ/

【出版社が教えるブランディング術】

Zoomセミナー&説明会

 

1/9(月)13:00-17:00 満席

1/16(月)13:00-17:00 残1名

1/16(月)19:00-23:00 残1名

1/23(月)13:00-17:00 追加日程オープン!5名

https://kklong.co.jp/newseminar/tp1/

・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー