出刃庖丁 | 酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

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砥石、研ぎ、刃物を中心にした戯れ言

銚子の八百屋さんで預かった包丁の中で、錆びが酷かった出刃包丁。


↓この状態にするまでが中々に大変でした。


たまにしか使わない包丁は、使い終わりに洗って油をひいておいてくれたらこんなにならないんですが、、、(^_^;)


そもそも切り刃の形が出荷された当時のまま、つまり砥石が当たってないからエクボがあります。


のし餅を切り分けるために峰を金槌で引っ叩いた後が、、、ニコルソンのマジカットや魚地球のヤスリを駆使して気にならない程度に成形しておきました。


次回も預けて頂けたら、しのぎ筋際の錆びをもう少し落とそうと思います。

今回、時間切れで錆びは取り切れてませんm(_ _)m


中高になってしまってる裏すきも、今回は手を出してません、、、でも、切れ味はちゃんと出していますのでご心配なく(^ ^)


柄も細かなウロコが貼り付いてましたが、それらの汚れを落としつつ、殺菌、消毒しておきました。