下地作りの合間に | 酔いどれ大雑記 または砥石の断面図

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砥石、研ぎ、刃物を中心にした戯れ言


丸尾山の戸前?と思われる砥石の下地をカシューサフェーサーで作ってるところです。


厚塗りしてしまったからか、サフェーサーが凸凹していて気になるので右側にある鎌砥サイズの青砥で研いで均して平らにしてやりますが、いっぺんに平らが出ないので削り過ぎてしまわない程度のところでまで…。


もう少し薄く塗ってやらないとイケないのかも知れませんね(o^^o)

下地作りをさっさと終わらせて仕上げ塗りに入りたいばかりに却って時間かかってしまってます。

サフの薄塗りを回数重ねてやった方が、早く狙う程度の平らに出来るのかなぁ…回数重ねてコツを掴みたいところです。


大き目に貼り付けた和紙が、研ぎ面より上に出ていて作業がやり難いのでカッターで切ってやります。


ついでに研ぎ面に余計なカシューを付けたくないので養生テープを貼ってやりました。

ここでちょっと脱線します。


最近のお気に入りのオルファカッター!

普通?のカッターと何が違うかというと、刃先が薄く作られている上にフッ素加工されてるので、抜けというか切断する時物凄く軽く切れるんですよ、コレ!


↑ダンボールの切断抵抗値1/2
となってるでしょ!

養生終わりに和紙なり蚊帳を切るので、軽くスパッと切れてくれると作業がやりやすそうかなぁ?とホムセンで見つけ買ってみたところ、これが使い易いんですよ〜!(^_^)

このところの養生作業で購入時に付いていた刃が残り少なくなって来たので、昨日替刃を買って来ました。


5枚入りで¥278なので、普通の刃先の厚さの替刃より少し高い位でしょうか?

少し位高くてもこの抜けと軽さは使ってみる価値かあると思います…決してオルファの回し者じゃないです(^ ^

で、サフェーサーが乾く合間に庄三郎の研ぎ依頼がいつものところから来たので、ちまちまやっています。


相変わらずの錆び錆び具合ですが、もう慣れました。


要ネジをバラし、汚れとネジ山のゴミを掃除し…


本体の錆び落としと磨き


研ぎ直し、反り調整→組み付けて試し切り→バラして部分的に研ぎ直し切れ味がイマイチだったので、裏を金盤で触ってやり、組み付けて試し切りしたら、先ず先ずの切れ味が出たので全体に油を塗って終了。



サフェーサーが乾いたので、砥石で研いで平らに均し前回より薄くしたサフを塗りました。


自分の砥石なのでのんびりやりつつ、仕上げに何色を塗ろうか考えています。