柏木さんのソロコン、スタダ時代の沢尻さんの「タイヨウのうた」を、ギター弾き語りで歌ったのが、印象に残りました。
「ひまわりの揺れる タイヨウの下で」、という歌詞のある曲です。
pic : natalie
他に、「夏だぜジョニー」、「ラブスマ」、「えびぞり」、「Best Friend」も歌いました。
夏、太陽、ヒマワリ、笑顔…
絶対的な「陽」、「日向」を志向する意志を感じました。
それが、柏木さんらしい。
他は、めっちゃ上がる曲だとか、力強く前進しようという曲だとか。
でも、「陽(太陽性)」というのは、いつも明るいだけじゃないと思います。
「タイヨウのうた」の歌詞も、「ひまわりの揺れる タイヨウの下で」の前と後は、
「泣いて笑って…」
「わたしのまま…」
です。
あるがままの感情を認めることが、「陽」、「日向」ということだと思います。
「クイック・ジャパン Vol.131」で、廣田さんが、松野さんが亡くなった後、メンバー同士会った時、本当は悲しいのに、明るいアイドルとしての偽の顔を作ってしまうことが、人として悲しい、と語りました。
メンバーの本音であり、現実かもしれません。
私は、柏木さんの過去の発言では、例えば、
「私が笑顔の時は、本当に楽しい時」
とか、ノンスタに情緒不安定と言われて、
「なんやねん 情緒不安定 ええやんか」
と川柳を読み返したりとか、
あるがままの感情の表現を肯定する発言が印象に残っています。
松野さんも、「たすたす 裁判」での
「偽りたくないの、自分の気持ちに正直でいたいの」
という弁護の発言が印象に残っています。
ひなたでまつの の特長でしょう。
同じ「クイック・ジャパン」で、真山さんが、いつまでも中学生でい続けることがつらいけど、アイドルは偶像だから演じればいいんだ、
「いまを生きるから永遠がつらくなる」
「偶像でいればきっと永遠だってつらくない」
と語りました。
メンバーの本音であり、現実かもしれません。
でも、柏木さんのソロコンのタイトルは、「Live in the moment!!」です。
「今を生きる」というのは、偶像を演じるのではなく、あるがままに、ということです。
「フォーエバー中坊」の歌詞にも、「今この瞬間」、とあります。
「永遠に中学生」は、偶像になることではなくて、今を生きることに決まってます。
柏木さんだって、いつもいつも、そうだとは、思いません。
でも、そうありたいという意志を言葉にして、力強く進む。
それが、「絶対太陽性」を志向する、ヒマワリひなたの意志、「日向の意志」だと思います。