まさかの、東北産の連投です。
3日前の初記事のメンバー紹介で、藤谷美海ちゃんのことを、
「良く分からないけど、マイペースで、予測不可能な、ちょっとおかしな子。
他にいない独特の雰囲気を持っていて、なんか大物感をかもし出しています。」
と書きました。
彼女は、たまにしかブログを書きません。
で、昨日の彼女のブログを見て、ちょっと、震えました。
インフルエンザで休んでいたということを発表して、自分が寝ていた絵(多分)を書いて掲載しています。
彼女はもう中学生です。
「永遠に小学生」と言われていたとしても。
いわゆる「画伯」の絵とは、違います。
わざとシュールに描いているとも、思いません。
絵が下手とか、布団が透き通っているとかは、まあ、いいです。
なんか雑です。
「ゲホーー」とか「ウィルス」とかの字も下手すぎる、というより、上手に書こうという意志がありません。
布団の下に、手足らしきものが付いた、青紫でくしゃくしゃ描かれているのは、インフルエンザ・ウィルスですね。
でも、回りに、分からない線が、何本かあります。
体の中に、顔も手足もないけれど、青紫でくしゃくしゃで描かれているのも、ウィルス?
それとも、痛みの表現?
不揃いだし、それに、短い線は何?
布団の中に、黒の星型で描かれているのも、何?
安らぎの表現? それとも単に、布団の絵柄?
ウィルスが形態を変えて安らいでる?
私の理解力がないのかな?
でも、くしゃくしゃと描くのは、大人の見方なら、単に乱雑で稚拙な表現ですが、
芸術的には、ウィルスを、形ではなく、「力」として表現している、ということだと思います。
ちょっと前のブログでも、理解できない絵が掲載されていました。
遊園地でゴーカートに乗ったと言って、コースの絵を描いています。
まず、絵と重なって、「タイヤのみち」と書かれています。
大人は、文字を絵に重ねないですが。
「黒がタイヤ」だそうです。
どういうことでしょうか?
描かれているのは、左右のタイヤの軌跡でしょうか?
「したら
ごーーーーーぉーん
ぶっかっちゃった」
…そうです。
途中まで、うまく運転していたけど、コースから外れた、という絵でしょうか?
片輪しか外れてないけれど。
そんな感じで、彼女は不思議です。
ラジオで喋っていても、同じ。
例えば、この時のラジオでは、クイズ企画の答えで、100点満点の大ボケ連発、予想不可能な答えばかりだけど、天然なのかボケているのか分からない。
あらかじめ答えを書いてきてるハズなのに、その場で思いついたことを、良く考えずに答えてる。
ステージでの立ち振舞も、同じ。
独特のオーラを発しているというか、彼女の回りの空気が歪んでいます。
天才肌、というんでしょうか。
世間から超出している感じです。
彼女は、「ネバーランド」より、もっと遠い国の住人かもしれません。
彼女がどう成長していくのか楽しみですが、キャプテンは、「生まれたての子鹿ちゃん」を、放し飼いできるでしょうか。
<追記>
5月20日のブログで、またまた、不思議な絵を描いてます。
学校の研修でおやまに行った時の絵です。
彼女、班長で、なぜか、テンションMAXだったそうです。
まず、「おやま」っていう表現は普通なんでしょうか?
普通、「山」ですよね。
東北では、「おやま」っていうのがあるんでしょうか?
山に大きく「山形」って書いてますが、山形県の山に行ったんでしょうか?
それとも、まさか、山の形だから「山形」っていうこと、じゃないですよね。
どちらにせよ、どうして、ここに、大きく書いているんでしょう?
太陽がほんの少しだけ見えています。
不思議です。
後から付けた足したけど、全部は入らなかったんでしょうか?
山頂のニコちゃんは、何でしょうか?
両手を上げて喜んでいるんでしょうね。
美海ちゃんが昇って、山頂で喜んでいるんでしょうか?
それとも、おやまが喜んでいるんでしょうか?
後者だとしたら、美海ちゃんとおやまの間で、精神的な交流があったんでしょうね。
私が、一番、不思議なのは、背景のグリッドらしきものです。
字の背景にも、絵の背景にもあります。
グリッドは、2色で2重になっています。
しかも、グリッドが、とってもいい加減に歪んでます。
とにかく、無意識にしろ、背景の基盤となる空間の歪みが表現されています。
その歪みは、喜びと共鳴しているんでしょう。
私の想像を絶する表現です。