私はしおりが好きです。


あの、本に挟む、しおりです。


気に入ったしおりをいくつか持っていて、

今回はどれにしようかと迷うのも好き。



せっかく好きな本を読むなら、

やっぱり好きなしおりを使いたいものです。


今読んでいるのは、


吉田篤弘さんの


「なにごともなく、晴天。」




吉田さんの本、好きです。


しかも、銭湯とコーヒーが好きな探偵の話なんて!

うっかり手に取ってしまいます。


そして、やっぱり好きな本なので、気に入ったしおりを使おうと思うわけです。



布でできたしおりにしようか、

それともコーヒー好きの探偵の話だから、

カフェ店員のシロクマのにしようか。



でも、本屋さんで本を買うときに、

なんの変哲もない、その本屋さんの

名前が入っているだけだったり

風景やねこの写真がプリントされている

しおりが付いてくること、ありませんか?



そんな本屋さんしおりは、

一時的に使うことはあっても

だいたいは本の後ろの方に

挟んだまま、放っておかれます。




それが、この本を買ったときの

蔦屋のしおりがなんだかとても

気になったんです。


「本におかえりなさいませ。」








いいと思いませんか?


本におかえりなさいませ。



こんな縁側でゆっくりと本を読めたらいいなぁと思ったり。


「TSUTAYA」より、「蔦屋」のほうが

私は雰囲気が好きだなぁと思ったり。




最近は電子書籍で本を読むことも

増え、その分、いわゆる紙の本を

読むことが減ってきたのかな?



だから、本を購入した人へ

おかえりなさいませ。




でも、本に関しては、やっぱり根強く

紙の本がいいという人も多いので

ちょっとうれしくなります。


そうだよねー!と言いたくなる(笑)


目のことを考えても、紙の本のほうが

目に優しいのかなぁなんて思うのですが

どうなんでしょうね。


とは言っても電子書籍を全く読まないわけではありません。


便利に使えるときは使います。



でもやっぱり紙の本が私の前から

なくなることはないんですよね。



私はいつでも本にかえります。