凶弾の記憶喪失!男と女、涙の逃避行
はみだし刑事情熱系3 9話
1998 テレビ朝日、東映
脚本
深沢正樹
(静かなるドン、金田一少年の事件簿、おみやさん、レイクサイドマーダーケース、警視庁捜査一課9係シリーズ、悪党-重犯罪捜査班-)
撮影
会田正裕
助監督
安養寺工
技斗
高瀬将嗣
(あぶない刑事、刑事貴族シリーズ、狙撃theShootistシリーズ、犬走るdograce、花のあと、越境捜査シリーズ、さらばあぶない刑事)
カースタント
武士レーシング
(警視庁殺人課、戦隊シリーズ、ベイシティ刑事、仮面ライダーブラックRX)
音楽監督
鈴木清司
監督
阿部雄一
Guest
水島かおり
谷村好一
工藤俊作
中根徹
この辺りからはみだし刑事は銃撃戦ドラマになっていく感じになる。第3シリーズ9話。
脚本は長谷部安春監督の助監督から脚本に転向した深沢正樹氏。当時は若手。このあと何本も銃撃戦ドラマをはみだし刑事では書く。長谷部監督からこのドラマを通して、村川監督や二時間ドラマで吉田啓一郎監督などの常連になる。しかし、彼の本領は『悪党ー重犯罪捜査班』などに結実している気がする。
谷村好一と柴田恭兵が並ぶともはやビデオドラマではない
敵と10発は撃ちまくっている。
助監督は安養寺工氏。はだかの刑事から和泉聖治監督などの助監督を経て、はみだし刑事情熱系、Vシネマ『仁義』シリーズ『借王』シリーズなど、アクション系の助監督に忙しい時期。自身もVシネマで監督デビュー後、相棒シリーズで助監督、監督を歴任。『刑事7人』『相棒』シリーズで今は監督も手掛ける。
第4シリーズの最終回や第7シリーズの最終回も印象深い。
銃撃戦アクションとしてのはみだし刑事。
トータルの仕上がりも良く、ハードボイルドぎり手前のノンストップアクション。
第3シリーズではベスト5の作品だ。