シングルだから狭い部屋。
けど、一ついいところは、隣同士の部屋の音が聞こえないとこ。
よくあるんだよね。
隣の部屋の音が聞こえるとこ。
テレビの音だったり、水が流れる音だったり。
ここのホテルはそれがない。
ちゃんと防音されてるようだ。
チャンミン、お湯湧いたぞ?
あ、ありがとうございます。
僕も、酔い覚ましに洗面所を借りて顔を洗って来て。
椅子を借りて座り、机の上でラーメンにお湯を入れる。
今頃のホテルって、電気ケトルがあるから便利だよな。
お湯沸くのも早いし。
そうですね、、、アイス、美味しいですか?
ユンホさんはベッドに座って、アイスをパクついて。
うん、最高。
イチゴ味、、、好きなんですか?
うん、本物のイチゴももちろん好きだよ。
言いながら、またアイスをパクついて。
あぁ、、、いちいち可愛い、、、。
ラーメンも、美味そうな匂いだな。
時間がきて、ラーメンを軽く混ぜて、、啜る僕に、、、なんか、、、食べたいのかなぁ、ユンホさん。
、、、食べますか?
僕は自分の食べかけを冗談のつもりで渡す素ぶりをした。
えっ?
いいのっ⁈
ユンホさんは嬉しそうに受け取って。
美味しそうに食べ始めた。
、、、、僕の、、食べかけなんだけど、、、気に、しないのかな、、、。
啜り続けるユンホさんが、
あっ!
、はぃ?
ごめん、チャンミン!
美味しくって全部食べちゃった!
、えっ?
あー、、、ごめん!
ちょっと味見するつもりだったのに、、ごめん、チャンミン、、、。
、大丈夫です、、買ったのは一個じゃないので、まだありますから。
、そっか、、、ごめんな、、、。
本当に申し訳ないって顔で言うから、、、僕は、、、。
ユンホさんの両肩に手を置いた。
チャンミン?
キョトンとするユンホさん。
、、、もう、、もう、、、朝から、今日一日、、、この人は、、、一体どれだけ、僕を、、、。
チャンミン?
どした?
やっぱ、怒った?
、ユンホさん、
、な、何?
ユンホさんを、、
ん?
僕は、、ユンホさんを、、食べたい、、
、えっ?
びっくり顔のユンホさんに、僕は唇を重ねた、、、。