俺とは全然違う。
リビングに通すとユノさんは、子供みたいにすごーい、広ーいって繰り返した。
コーヒー淹れますから、適当に座ってて下さい。
あ、うん、ありがと。
いつもより、少し時間をかけて丁寧にコーヒーを淹れる。
だって、相手はある意味プロの人だ。
不味いコーヒーは飲ませられない。
コーヒーを持ってリビングに帰ると、、、ユノさんがソファでうたた寝してて。
その端整な顔立ちに、、、触れたくなった。
そっと、、、頬に触れてみる。
ユノさんは少し、ピクンとしたけど。
そのまま寝ていて。
ずっと見ていたいし、触れていたかったけど、、、コーヒーが冷めちゃう、、、。
俺は頬から手を離し、肩を掴んでユノさんを揺らした。
ユノさん、コーヒー入りましたよ?
冷めちゃいますよ?
、、ん、、、。
ユノさんがゆっくり目を開けた。
、あ、ごめん。ありがと。
お疲れなんですね。
ごめんなさい、俺の為に時間取ってもらって。
そんな事ないよ。
週末とか、休日はお客さん多いからいつもの事なんだ。
ごめんな、気にしないで?
けど、、、
、うん、美味い!
チャンミン、コーヒー入れるの上手なんだね。
ユノさんが一口飲んでニコッと笑う。
、ありがとうございます。
そう言ってもらうと嬉しいです。
俺、料理とか全然ダメで。
食べるのは好きだけど、自分でする方には興味も才能もないんだ。
へぇー、、、じゃあ普段は、、、あぁ、お店で?
店のメニューばっかじゃ飽きるよ。
友達に作ってもらったり、後は外食か、お惣菜とか買いに行くんだ。
、大変ですね。
チャンミンは?
俺は自炊する事もあります。
チャンミン、料理出来るんだ、すごいなぁ。
ちょっとだけですけど。
それでも、俺にとっては凄いよ。
大き目のソファに、横並びに座って話している俺達。
ユノさんが俺の部屋にいる、、、。
信じられない、、、。
チャンミン?
あ、
ユノさんの不思議そうな顔。
無意識に俺はジッとユノさんの顔を見つめていたようで。
慌てて目をそらす。
俯いて、顔を上げられない。
チャンミン、
呼ばれて、顔を上げると、ユノさんが俺を見ていた。
は、恥ずかしい、、、。
再び俯いて、目に止まったコーヒー。
あ、あの、コーヒー、まだありますよ、飲まれますか?
言いながら立ち上がろうとしたら、ユノさんに手を掴まれた。