定食はもちろん、うどんやお蕎麦をいただけるところ。
それぞれ注文して出してもらったお茶で一息つく。
急須でお茶を出してもらうなんて珍しい。
で、こたつ、なんだよね、、、なんか、田舎の方の故郷って感じ。
日本の冬?の代表みたいな。
だって、こたつの台の上には小籠に入ったみかんがあるんだ。
、田舎の実家、って感じのお店ですね。
落ち着きます。
心地よいというか、、、。
そっ?良かった。
居心地のいい場所、っていうのがコンセプトで、テーマは田舎、故郷の家、なんだ。
ユノさんがちょっと自慢げに言う。
知り合いの店、だから?
、、、そう、、それです。
ん?何が?
俺、ユノさんに聞きたかったんです。
ユノさん、前はどこにお勤めだったんですか?
この間の俺の企画も、ユノさんの案ですんなりとおったし。
、改めて聞かなくても、この前言っただろ?
チャンミンみたいな、そんな仕事してたって。
営業も、上手ですよね。
、そう?
凄く仕事の出来る人だと思います。
どうして辞めたんですか?
、話ってこの事?
なんか尋問受けてるみたいだ。
ユノさんから笑顔が薄らいで。
あ、すいません、、、気を悪くしないでください。
俺はただ、ユノさんの事が知りたくて、、、。
その時、丁度注文した物が運ばれて来て。
、温かいうちに食べよう?
って促されて。
二人で黙々と食べていたけど。
どう?美味い?
また、ユノさんの微笑みが戻って。
はい、美味しいです、とっても。
そ?良かった。
ユノさんに紹介してもらったところはハズレがないです。
みんな、腕がいいからね。
それだけじゃない、この居心地のいい空間も。
、ありがと。
、、、ここも、ユノさんの企画、ですか?
ユノさんが俺を見て、諦めたように言った。
、うん、そうだよ。
ユノさんがいる店も、あのバーも。
、うん。
やっぱり、、、。
俺の勘は当たった。
企画も、営業も、完璧なユノさん。
何で茶店で働いてるんだろ、、、。