隣同士で目が合う。
おはようございます。
、はよ、
俺はすぐ額に手をあてた。
うん、大丈夫ですね。
、うん、
俺、先に起きて朝御飯準備してきます。
出来たら呼びますからまだベッドにいていいですよ。
、うん、ありがと。
まだ、完全に目が開かないヒョンを後に、ササっと着替えてキッチンに行く。
シンクの中にイチゴアイスのカップとスプーン。
あれからまたアイスを食べたようだ。
いつもなら止めるんだけど。
ま、いいや、今回は。
アイスは冷たくて栄養もあるし。
もう、普通にご飯食べれるかなぁ。
雑炊系はもういいや。
けど、胃にもたれないよう、やっぱり日本食。
ご飯、味噌汁、甘めの卵焼き、鮭を焼いて。
ぬか漬けも出そう。
大根、人参、胡瓜。
味噌汁は野菜たっぷりにして。
完璧な日本の朝御飯。
あ、納豆と海苔は無かった、、、。
お茶は玄米茶。
ヒョンを呼んで。
一目で、
あ、美味そ、
一言言って、食べる。
ん、美味い、
よかった。
普通のご飯を美味しく感じるなら、本当にもう大丈夫ですね。
うん、
昨日は遅くまで起きていたんですか?
2時過ぎ、ぐらいかな、
今日は普通通りに寝てくださいね。
ん、明日は仕事だしな。
今日1日はゆっくりしましょうね。
うん。
、、、よかった、いつものペースに戻りつつある。
ヒョンの顔つきも昨日よりしっかりしてきたようだ。
天気、回復したな。
ヒョンが窓の外を見て言った。
そうですね。
もう台風は過ぎたし、風も昨日よりおさまったようですよ。
いい天気かなぁ。
昼前には晴れるでしょう。
布団、干そうか。
そうですね。
後で干しておきます。
自分でするよ。
お前のも。
大丈夫ですか?
うん。
じゃ、お願いします。
、、、いいな、こういうの。
二人で暮らす、日常の事。
、、、それから暫く過ぎて。
俺達は相変わらず二人暮らし。
進展はないけど、後転もない。
好きとか、嫌いとか。
離れるとか、離れないとか。
そんな事、口に出さなくても。
二人で暮らす。
二人で生きる。
それは、変わらず。
俺は、側にいる事。
ただそれだけが嬉しい。
一つ、欲を言うなら。
俺のこのヒョンへの想いを、この熱を。
ヒョンに、いつかわかってほしい。
ヒョンに、いつか受け止めてほしい。
いつかは、、、。