、、、僕達が本当に愛し合っていたのを知ってる?
、、、もしかして、、もしかして、ユノは、僕の亡くなった恋人の親友だった、って事?
、、、ユノからしたら、僕は親友だった人の恋人、、、。
親友の恋人を、亡くなったからといって簡単に恋人には出来ないって事?
ユノにとって、それは親友を裏切る行為って事、、、?
、そんな、、、。
僕達は、彼の生前、ちゃんと話し合って、納得して別れた。
離れたいわけじゃなかった。
お互い、愛してるのに、離れたいなんて思うわけがない。
けど、もう余命が少ないと悟った彼は、自分から別れを告げた。
僕は最後まで側にいたかった。
、、、彼はそれを許さなかった。
残る僕のこれからの事を考えて、僕の幸せを願い、先に自由にしてくれたのだ。
彼のご両親にも、全て話して。
愛する人を失う、もう二度と会えない別れに、僕は幾度となく涙を流した。
けれど、それが、僕の幸せを願う彼の遺言なら、、、。
亡くなった後。
僕にはすぐに伝えられなかった。
葬儀が終わった後、暫くして連絡が入った。
一度だけ、ご両親の許しを得て御墓参りに行った。
貴方の分まで生きて、幸せになる。
そう誓って、本当のさよならを告げた。
だから、僕は引きずるような想いは残していない。
親友の呪縛に縛られていたのはユノの方だった。