ある日の夜。
父さんに言った。
ユノの体調が落ち着いてきた頃。
二人で暮らそうと俺から言った。
ユノはまだ父さんに気兼ねして、反対したけど。
俺が決めた。
俺がユノといたいから。
あの時はまだ学生だったから。
親のすねかじり、自立してなかったから。
けど今は。
もう、ユノと離れたくないから。
俺、行くよ。
、、、苦労するぞ?
車椅子の奴の世話など、お前に出来るのか?
フッ、、、父さん、俺を馬鹿にしないで。
そして、俺達を馬鹿にしないで。
俺達は幸せになる。
父さんの考えるような不幸にはならない。
父さんが出してくれた治療費は俺達が何年かかっても返すよ。
、、、出て行くなら、もう二度と帰って来るな。
わかってる。
覚悟してるから。
例え親子の縁を切られても、俺はユノの所に行くよ。
、、、そうか、
次の休みには引っ越すから。
じゃ、おやすみ、
待て、チャンミン、
、、、何?
好きな奴の所に行くなんて、息子なのに嫁に行くようなものだな。
だから、何?
また俺達を馬鹿にしたいの?
それにこれは俺の意志だ。
ユノは反対した。
けど、それでも俺はユノの側にいたいんだ。
、、、嫁に行くのなら、、、相手は私の義理の息子だな、
俺と親子の縁を切らないならな、
ユノに言ってやれ、
今更父さんがユノに何か言う事があるのか?
息子から治療費を取るわけないだろ。
治療費は返さなくていい。
父さん?
まだ、脚のリハビリはしているんだろ?
その分もうちに請求を回していい。
、、、父さん、
何年か分の、お前達への慰謝料だ。
、、、馬鹿だなぁ、父さん。
息子に慰謝料を払う親なんているわけないだろ?、、、でも、ありがとう、父さん。
、、、もう部屋に戻れ、、、おやすみ、チャンミン。
おやすみなさい、父さん。
俺は父さんの部屋から出てドアを閉めた。
ユノ、父さん、認めてくれたよ。
俺達を、認めて、、、息子だって、、、。ドアにもたれて、俺は涙ぐんだ。
嬉しかった。
その嬉しさをすぐユノに報告したくて。
部屋に戻って真っ先にユノに電話したんだ。