ねぇ、
、、、また、あの場所にあいつ。
無視する俺の横を、あいつが並んで歩く。
ウチに来ない?
、、、。
あんたが来てくれるなら、もう誰も部屋に入れない。
誰とも寝ない。
だから、
しつこい。
どうしたら、許してくれる?
許す?
許す必要はない。
俺とお前は何の関係もないんだから。
俺、あんたを諦められないんだ。
そんなの、それこそお前の勝手だ。
明日も、俺、あそこで待ってるから。
勝手に待ってろ。
俺には関係ない。
次の日から、俺は帰り道を変えた。
今度こそ、もう会う事はない。
、、、正直、俺もあいつを気に入っていた。だから通っていた。そこは認める。
だけど、誰にでもキスできる奴なんて。そんな軽い奴だったなんて。
ショックだった。
嫉妬もあっただろうけど、それより、そんな奴だった事がショックで。
遊ばれていた自分にも腹が立つ。
たまたま偶然出会って、たまたま缶コーヒーが当たって、たまたま体の相性が良かった。
偶然なんて、、、こんな偶然なんていらない。
早く、忘れたい、あいつの事。