、、、うん。
夜は、一人の時も二人の時もあった。だんだん二人で過ごすことが多くなった頃。
二人で映画を見ていた。
キスシーンなんか見てると、やっぱり体が反応する。だって、隣に愛する人がいるんだ。
でも、我慢、我慢。また身体目的と思われちゃう。
僕、コーヒーでも淹れてくるね。
席を立つ。
シンクに手をついて、ハァー、とため息。わざとゆっくりコーヒーを、ドリップ式で淹れる。
ん、いい香り。
そう、意識を違う方向に向けなくちゃ。
落ち着け、落ち着け。
不意に後ろから声をかけられる。
チャンミン、
ビクッとして振り向くと、いつの間にかユノが立っていた。
身体、辛い?
その言葉に、見透かされたようで恥ずかしかった。
僕は笑って、大丈夫、と答えた。
もうすぐコーヒー入るよ、向こうで待ってて?
、、、うん、
返事をするものの、ユノに動く気配がない。
どうしたの?
いいよ、持って行くから。
、、、うん。
でも、
ユノが近づいて、僕にキスしてきた。
駄目だ、そんな事されたら、我慢できなくなる。
、、、ん、ん、ユノ、やめ、て、
僕は思いっきり、ユノを突き飛ばした。
ユノは壁際に倒れこんだ。
ごめん、ユノ、大丈夫?
ん、大丈夫、
立ち上がってユノが言う。
、、、チャンミン、しよう?
嫌だ、
どうして?辛いだろ?
、、、。
なっ?
だって、僕、まだユノに愛されてないもん。好きな人と性処理の為だけにするなんて嫌だ、そんなの辛すぎる。
あ、駄目だ、涙が溢れてくる。
チャンミン、
ユノがゆっくり、優しく抱きしめてきた。