兄弟恋19俺は、何も言えなかった。チャンミンの気持ちも分からなかった。ただ時間だけ過ぎ、段々周りが明るくなっていく。チャンミンは陽が昇る方をじっと見ていた。あ、初日の出、出るよ。眩しい光が、昇ってくる。眩しい、本当に、眩しい、チャンミンを見て、ああ、やっぱり、俺はチャンミンが好きだと思った。チャンミンが俺を見て言った。あけましておめでとう、ユノヒョン。あけましておめでとう、チャンミン。もう、チャンミンは、ユノとは呼んでくれなかった。でも、その大きな瞳は涙で濡れていて。チャンミンなりに、踏ん切りをつけたんだと思った。だから、俺は何も言えなかったし、言わなかった。