夕食前、ジヘが俺に囁いた。
お兄ちゃん、やっぱり、追いかけて来て貰ったのね。
そうだな。
そういう人は、本物よ。大切にね。
にっこりとジヘが笑う。
わかってる。
お父さんもお母さんも、薄々気づいてるから、大丈夫。
お前、
大丈夫だからね。
ジヘ、手伝ってちょうだい。
はあい。今行く。
ユンホ、妹さん何て?僕の事?
チャンミンが心配そうに聞く。
大丈夫だって。
何が?
ん、とにかく、大丈夫だって。
用意できたわよ、さぁいただきましょう。
皆で和やかな夕食。俺の好物を中心に手料理が並んでいる。
チャンミンさん、ビール飲むか?
珍しく父さんが社交的になってる。
はい、頂きます。
お父さんもどうぞ。
二人で注ぎあってる。この雰囲気、悪くない。ホッとする。
ジヘが、目で語ってる。
父さん、母さん、こいつ、俺の大切な奴だからこれからもよろしく頼むよ。
ユンホ、そんな事、今言わなくても、
チャンミンが慌てる。
チャンミンさん、多分うちの息子はこれからも迷惑かけるし、心配もさせる。それでもいいですか?