入院生活7日目 稽留流産 主治医先生グループとの話 | ☆赤ちゃん待ち→来てくれた♡life☆

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2014年秋 結婚
2015年冬 解禁
2015年春 治療開始
2015年秋 病院への不信感により転院
2016年1月 妊娠♡
そして、2016年10月男の子を出産しました♡

こんばんは


今日は主治医の先生グループ皆さんがいて、診察をしていただき、処置することに決まりました


入院してからの主治医の先生は4人の女医さんグループ


1番ベテランと思われるA先生がリーダー


ちょっと派手目な2番手と思われるB先生(白衣の下に水色のワンピースを着ててびっくりしました)


そして、中堅のC先生と若手のD先生という編成です


この4人の先生ともにさっぱりサバサバしていて、患者に寄り添うとかそういうタイプの先生ではありません


入院初日A先生が挨拶に来てくださった時、ちょうど私は夫と息子と別れたばかりで、1人めそめそ泣いてました


その私を見るA先生の刺すような目は忘れないと思います笑


最初の診察のときも不安でめそめそしてたら、どの先生も冷めた目で見てた気がします
B先生は若干心配してくれました


最初はもう少し励ましてくれよ…と甘えていましたが、その気持ちはA先生と話したことで今日ガラッと変わりました





午前の診察と処置の説明はA先生以外の3人


B先生が若干寄り添いつつ処置をしたほうが良い、と勧めてくれ、D先生が処置の流れを説明してくれました


私の場合血腫が大きいため貧血状態が続く可能性があること、感染の危険性も高いことなどを説明してくれました


これまでの1ヶ月間大出血を恐れて生活してきたこと
息子がいること
早く日常生活に戻したいこと…

いろいろあったので処置はすぐ決めました


その時にB先生に言われたことで引っかかったことがありました


「残念だけど…今回は血腫が大きすぎたかなぁ〜…」という言葉


昨日男性先生からの話で血腫に潰されたことは考えなくて良い、と言われていたのに

やっぱり血腫があったせいなの?

もしかしたら生きられたかもしれない?

と思ったらまた少し泣いてしまいました


B先生にそのことを確認すると
血腫に潰されてしまったわけではないけれど、これから胎盤がどんどん出来ていくところだった。
でも、赤ちゃんが小さかった。
血腫があることで、それがうまくいかなかった可能性はある。
でも、赤ちゃん側に問題があった可能性もあります。



ということを言われました



あ〜血腫のせいかもしれないのか…

とここでまた結構落ち込みました



処置の流れは一般的な掻爬手術の流れです


子宮口を広げるためにタバコのような棒を入れて、2時間程度で広がるのを待つ


点滴をする


処置をする


という流れのようです


この同意書の「起こりうる危険性」として書かれていることが結構怖いことでした


書くのも怖いのでやめます m(_ _)m


私が怖かったのは、掻爬することで子宮内が傷ついて妊娠しづらくなることがあるのか、血腫が大きいことで、この処置が難しくなって、リスクも上がるのか?ということでした


それに対してはD先生が
傷ついてしまうことはゼロとは言えません。
でもころさんは初めてですよね?
何度も同じ処置をすると、たしかにそういうことはあります。でも1回ならあまり考えなくていいです。
血腫の大きさでリスクが上がるということはありません。

と言い切ってくれました。


でもその時に全然心の中では思ってなさそうな「お気の毒ですが…」とか「残念ですが…」という言葉を使われたことで思ってないだろー!と突っ込みたくなりました 笑






そして、午後


夫と話をしてるときにA先生が来てくださいました


今日は私がめそめそしてなかったせいか、若干A先生の目線が優しく感じました
初日は本当に刺すような目線でした 笑


そして冷静に話ができたので、聞きたいことを全部聞くことができました


せっかくの機会なので、別の先生に聞いたことも質問してみました


記録のため書いていきます


Q 妊娠初期だったこと、胎嚢が成長していなかったことなどあったので、赤ちゃん側の問題だと思っていた。しかし、血腫が成長を阻んだ可能性もあるのか。

A それは何とも言えません。
通常9wから10wくらいで出産予定日を決めます。
それくらいになると、ずれがなくなってくるので。
逆に言えばそれまでは育ちの遅い子もいます。
今回の子は育ちの遅い子だったのかもしれない。
そうだとすると、血腫の影響があったことも考えられます。
でも、どうしても育たない子だったのかもしれない。
それは分からないんです。

恐らく染色体検査をすればわかるのだと思います。
男性先生からその検査のことを聞きましたが、費用が10万円ほどかかること、それが分かったところでどうにかなることでもないこと、次に何か生かせるわけでもないことから夫と相談して受けないことにしました。


Q 今回とても大きな血腫ができてしまった。
この原因は何なのか?今後妊娠したときにできやすい体質になったとかはあるのか?

A その原因も分かりません。胎盤が出来る過程で絨毛を張り巡らせていくのですが、その流れの中で血管を傷つけてしまって…血腫ができる過程はうろ覚えです。すみません…
今回はその流れの中でたくさん出血してしまいました。
それがなぜかということは原因ははっきりしていないんです。
だから、できやすい体質になった、ということも分かりません。 
これだけ医療が発達してますが、原因がはっきりしていないので、できてしまっても管を入れて血を抜くということもできず、止血剤を飲む、安静にする、ということしかできないんです。




Q 昨日男性先生に週数が浅くてこんなに大きな血腫ができるのは珍しいと言われたので気になって。
その時に血液サラサラになる薬やDHA飲んでますか?と聞かれたが飲んでいなかった…

A 不育症の薬に血液をサラサラにする成分が含まれていて、それと関連があることがあります。
DHAについては、DHAそのものというより、サプリメントに一緒に含まれる成分に、そういう作用があることがあって関連があることがあります。
最近話題のテーマではあるんです。
でも、週数が浅くても大きな血腫ができる方はいらっしゃいますよ。


この時に、男性先生から研究のテーマとして興味があるので聞いたと言われたことを言ったら、A先生は苦笑いでまたか〜みたいな顔をして「変なことお聞きしてすみません」と言ってました。
やっぱりあの男性先生は研究者色が強いんだなと思いました。と同時に、A先生から怒られてないといいなと…笑


Q 取り出したものの病理検査ではどういうことが分かるのか?胞状奇胎なども分かるのか?

A 感染がおきていないか、悪性のものが隠れていないかということです。
妊娠の組織が子宮内に残っていないかということも分かります。
胞状奇胎も分かります。胞状奇胎はほとんどの場合エコーで分かります。でも、赤ちゃんと一緒に共存してしている可能性があります。そういうことも分かります。

やっぱり調べてみないと胞状奇胎も分からないんだ…と思うと怖いです


Q 次の妊娠はいつから目指せますか?

A 最低1回は生理を見送ってください。でも、3回は見送るほうがいいと思います。
あまり早く妊娠してしまうとやはり流産しやすいんです。
身体をきちんと回復させることも大切です。


Q 処置後すぐに日常生活に戻していいか?

A 良いですよ。特に気にすることはありません。





A先生の説明はとても端的で分かりやすく感じました


そして事実だけの説明だったのと、「分からない」とはっきり言ってくださったのとですごく説得力があって納得できました


最初はもう少し気持ちに寄り添ってほしいと思いましたが、変に気遣う言葉を挟んだり、根拠なく「大丈夫」など言われなかったりしたことで信頼できました


今回担当してもらって、話が聞けて良かったなと思いました


夫にはA先生怖いんだよ〜と話していましたが、話をして「信頼できる良い先生じゃん。俺にはすごく説得力あったよ。」と言ってました
あの刺すような目線を知らないからだよ…と思いましたが笑


明日は早朝の採血から始まって、前処置や点滴をしてお昼前には処置をします



そもそも採血も点滴も苦手なのでそれも憂鬱で、前処置なども痛いのかなと思うと怖いです


でもそれが終わって問題がなければ夕方には家に帰れる予定です!


息子に会える


息子と夫の間で眠れる


それを楽しみに乗り切ろうと思います


長いブログ読んでいただきありがとうございました