活字だけのチャーハンブログ -4ページ目

活字だけのチャーハンブログ

写真を載せず訪問したお店を紹介する。

そんな、時代に逆行した試みの中に新しい発見がある!

かもしれない…

飲食店で、頼んだ商品の写真を撮る行為があまり好きではない。
とゆうだけの理由で、文字だけでどこまで好奇心を刺激できるかやってみる。

下北沢「珉亭」チャーハン

下北沢駅の南口を出たら右へ進み、すぐの十字路を左へ。
銀だこカフェのある1つ目の十字路を左に曲がり、100mちょっと行った右側、交番の少し手前にあります。
下北沢駅からだと200mほどの距離。
赤い看板に白い暖簾が目印です。

この日は休みだったので、連れと一緒に行きたい候補に入っていたお店の中からチョイス。
画像などで今日の気分と相談しながら気になるチャーハンを選び、定休日もしっかり確認して、連れの出した結論がこちらの「珉亭」さん。

きたなシュランにも取り上げられたことがあるこの珉亭さん。
かつてはブルーハーツ時代の甲本ヒロトさんや、孤独のグルメの俳優の松重豊さんなどがバイトしていた事でも有名らしいです。

歩いていると、遠くからでも確認できる看板に「江戸っ子ラーメン 珉亭」と書いてあるのですぐに分かります。
入り口上の看板には、「中国 珉亭 麺家」とあり、江戸っ子なのか中国なのかとゆう微妙な疑問も……
店頭にはサンプルなどがあり、どちらかといえば日本の中華屋さんとゆう雰囲気です。

お腹が空いていたので、さっそく入店。
暖簾をくぐりスライドドアを開けると、左側に厨房があり、10席のカウンターが囲ってます。
反対の壁沿いにはテーブル席があり、4人がけ1つと、2人がけテーブルが3つあります。

カウンターも空いていたのですが、1人客用にとっておきたいのか、2階席へ案内されました。
2階席はお座敷になっていて、4人は厳しいなぁ…と思う位のテーブルが3つ並べられた列が4列あります。
1列は10人くらいまでが理想です。 
それでも40人は座れるわけですから、なかなかのキャパですね。

さっそくメニューをチェック!!

チャーハンのラインナップはなかなか豊富。

チャーハン
玉子チャーハン
カレーチャーハン
かにチャーハン
五目チャーハン

そして今回の選択は……

チャーハン 800円
かにチャーハン 900円
ギョーザ 500円
に決定!!

個人的にお店のメニューの表記に従って書くようにしてるのですが、こちらの珉亭さんは、餃子でもなく、ギョウザでもなく、ギョーザです!!

お昼時とあって2階は満席の大繁盛。
その割にはさほど待たずに出てきました!!

まずはギョーザです。
なかなか大きめの6個入り!!
厚めのもっちり皮は焼き目はカリッ、まわりはツルッとしていて、食感も喉越しも楽しめます。
中のあんは野菜の旨味もたっぷりで、本当に何個でも食べられそうです!!

ギョーザから少し遅れて、待望のチャーハン達が出てきました。
ギョーザのおかげで、かえって空腹度MAXです(笑)
先に出てきたのはかにチャーハン、そのすぐ後にチャーハンです!!

どちらからご紹介しようかと悩みましたが、珉亭さんときたらやっぱりこの名物チャーハンです。

一体何が名物なのかとゆうと、知らない人が見れば誰でもビックリするその色!!

赤いんです!!

なんでも食紅で色をつけた焼豚の色がお米に移って赤くなるらしいのですが、やけに赤い時もあれば薄い時もあるみたいです。
食紅だから、赤ではなく紅としましょう。
某サイトで、チャーハン用の刻んだ焼豚がボウルに大量に入っている画像があったのを見たのですが、このボウルに入った焼豚が少なくなった頃にチャーハンを頼むと、下に溜まった食紅を大量に吸った焼豚が投入されて、より紅くなるのではないのかな?
と想像してみたり…

昼時に頼んだ我々のチャーハンは、画像で見たチャーハン達の平均よりも少し薄めでした。

とは言え、味には何の影響もないでしょう。
あくまで食紅ですからね(笑)

中心部分に深さのある丸いチャーハン皿には、綺麗なドーム状に型どられた紅いチャーハン!!
パッと見ではさほど量があるようには見えませんが、お皿に深さがある分、実際にはやや多めで食べ応えあります。
玉子はあまり混ぜずに投入しているらしく、黄身の部分と白身の部分に分かれてます。
紅さにはややムラがあるものの、色のついたお米とついてないお米が混ざってるおかげで、お米の一粒一粒が綺麗な形をしているのが良く分かります。
このムラがいいですね。
しかもツヤツヤと光っているので、まるでルビーの原石を含む石の塊のような、不均一だからこその美しさみたいなものすら感じます。

言い過ぎかな?(笑)

具材は超シンプルです。
玉子、焼豚。
これだけ。

ネギくらい入ってると思ってたのですが、入ってませんでした。

では、スープの器に入ってきたレンゲでいただきます。

んぁ!!
!!!!
なんだこれ!!
美味い!!

具材でも分かる通り、紅い色以外はいたって普通のチャーハンです。
いや、もうちょっと何か入ってるだろーと言いたくなるような、玉子と焼豚しか入ってないチャーハンです。
味の素も感じますし、メチャメチャこだわり抜いて作ったチャーハンにも思えません。
なのに、美味い!!

油は少なめで、お米はやや硬めの食感。
水分の飛ばし加減が素晴らしい。
具材が少ないせいもあると思いますが、とにかくお米を食べてる感が凄いんです。

ラードの風味を感じる一方で、焼豚の旨味もちゃんと分かる。
食紅つけて紅くして、話題作って終わりじゃないんです。
焼豚もちゃんと美味しい。
塩加減も食べてる最中に忘れてたぐらい絶妙です。
全体的にはしっとり系ではなく、お米の食感が良く分かるパラパラ系のチャーハン。
口の中ではホロッと崩れる抜群の食感です。
シンプルイズベスト。
美味い!!

続いてかにチャーハン。

こちらもしっかりとしたドーム型で出てきます。
量も同じくらい。
かにチャーハンの第一印象はとにかく一言、白い!!
実際には白ではないのですが、とても薄く綺麗な色です。
チャーハンの時と同じくあまり混ぜてない玉子の白身の部分や、かにのほぐし身なども、その白さを後押ししています。
私の大好きだった、新江古田の「代一元」のチャーハンを思い出す白さです。
どちらかとゆうとノーマルのチャーハンよりもオイリーなのか、かにチャーハンのほうがツヤツヤしています。

湯気が立ち上る熱々のうちにいただきます。

おっ!!
これはー!!
めっちゃ美味い!!

幸せーーー!!!!

具材は、玉子、かに。
こちらもやっぱり超シンプル。

シンプルだからこそなのか、かにのほぐし身はたっぷりで、風味もしっかり出ています。

お米の食感はチャーハンよりは少し柔らかい感じで、ふっくらとしています。
たまたまかもしれませんが、チャーハンのお米は焼豚に、かにチャーハンのお米はかにのほぐし身に、それぞれ食感を合わせているかのように微妙な違いがあり、口の中でのホロッと崩れる感じは、かにチャーハンのほうが好みに近い気がしました。
油は気持ち多めですが、ご飯粒をしっとりと包み込んでいて、嫌味に感じる隙を与えないほど深い旨味が口の中に広がります。
甘みが強めの味付けなのですが、かにの甘みと全く関係ない甘みなのにも関わらず、かにとの相性も全く違和感がなく笑っちゃうくらい美味しい。
また忘れてましたが、塩加減はやはり丁度良い。
存在感を消し、仕事はきっちりと、主役の邪魔はせずに引き立てる。
珉亭さんの塩加減は黒子のようです。
素晴らしい!!
あくまで個人的意見ですが、抜群に美味しい。
油が気持ち多めなのを含めてパーフェクト!!
食べながらリピートを確信しています(笑)

スープは鶏ガラのあっさりスープ。
具材はネギのみながら、結構な量で飲み応えありますね。
油は少なめなので最後に飲むとさっぱりします。
ここでも黒子の仕事ぶりは素晴らしく、あくまでさりげなく。
チャーハンのスープに求められている仕事を理解している!!
美味い!!

あー、もう幸せな気分になりました。

また来るだろうな、ここは。

お腹よりも心が満足しました!!
ご馳走さまでした!!