● 感情を見ている私が本当の私
〜夫の不倫で感情ゆれるあなたへ〜
ある瞬間、ふと気づくことがあります。
私は今、怒っている。
私は今、悲しんでいる。
私は今、不安に飲み込まれている。
この「気づいている」という感覚は、
とても静かです。
感情が荒れている最中にあっても、
その奥には、
なぜか落ち着いた視点が存在しています。
怒りそのものが「私」なのではなく、
怒りを感じている状態を、
どこかで見ている私がいる。
この違いは、とても小さく見えて、
実は決定的です。
こんにちは。
不倫や離婚要求などのショックから
自分史上最高に幸せな自分へとみちびく
家族再生カウンセラー目黒道子です。
多くの人は、感情が湧いた瞬間に、
それと一体化します。
怒りが出れば、
「私は怒っている人間だ」となり、
悲しみが出れば、
「私は壊れてしまった」と思い込む。
でも本当は、
感情は“起きている出来事”であって、
私そのものではありません。
感情を見ている視点は、
感情よりも常に一段高いところにあります。
そこは、正しさも判断もなく、
ただ観ている場所です。
この視点に立つと、
不思議な変化が起きます。
怒りを消そうとしなくてもいい。
悲しみを克服しようとしなくてもいい。
「こう感じてはいけない」と
自分を矯正する必要もなくなる。
ただ、
「今、私はこう感じているんだな」
と認識するだけで、
感情との距離が自然に生まれます。
距離が生まれると、
振り回されなくなります。
振り回されなくなると、
選択が戻ってきます。
感情に飲み込まれているとき、
人生の主導権は感情にあります。
でも、感情を見ている私に戻ると、
主導権は私に戻る。
この“戻る感覚”こそが、
回復の本質です。
何かを乗り越えたから
回復するのではありません。
相手が変わったから
楽になるのでもありません。
自分を、感情そのものだと
勘違いするのをやめたとき、
人は静かに、
でも確実に立て直し始めます。
感情的な私を、見ている私。
その視点こそが、
どんな状況でも失われていない
「本当の私」です。



