まるまるまるちと申します
読んでくれてありがとうございます
夫と2人の子どもの4人暮らしです
中学2年生で起立性調節障害(OD)を
発症した息子と
小学6年生で不登校になり、
中学1年生で自閉スペクトラム症
(ASD)と診断された娘のいきさつを
発信していきます
よろしくお願いします
先日ショッピングモール買い出しに行った時の事、
かさばる買物を終えて、一旦車に積み込む。
まだまだ買う物は山ほどある。
売り場に戻る前に、何気なくトイレに立ち寄った。
用を足し、手をしっかり洗って、乾燥。
そのまま売り場に戻るは・ず・だ・っ・た
❓❓❓ ❓❓❓
売り場に通じる出口がない
よく見ると、非常用の防火扉が閉まっている。
そう、トイレに閉じ込められたのだ
私の後ろから、年配のご婦人がやってきた。
同じくトイレから出てきたら、閉じ込められていたのだという。
私は店の事務所に連絡を入れようと、スマホを手に取った。
するとご婦人が言った。
「今日は主人と買物に来ていてね、さっき主人に電話したの。誰か呼んできてちょうだいってね」
私は電話をするのをやめて、様子を見ることにした。
間もなく扉の向こう側で、人の気配がした。
ドンドンドン、ドンドンドン。
「今開けますから、待っていてください」
ガチャガチャ、ガチャガチャ。
なかなか開かない。
非常用の防火扉は非常に頑丈で、重いのだ。
外からアプローチする事数分、
❝一緒に来ている母に連絡しておいた方がよいかな?❞と思った時、
ようやく重い扉はゆっくりと開いた。
助けられたご婦人は周囲の人に、何度も何度もお礼を言っていた。
一緒に閉じ込められた私にさえも
「一緒にいてくれて、ありがとう。助かりました」と言っていた。
閉じ込められた私が終始冷静でいられたのも、一人じゃなかった事にほかならない。
ご婦人さん、一緒にいてくれて、ありがとうございました。
いち早くご主人に連絡し、助けを呼んでいただき、ありがとうございました
ち・な・み・に
防火扉が閉まった原因は、誰かのいたずらだろうとの事だった