息子の病名が判明し、中学校の先生方の理解も得られてホッとしたのも束の間、新たな疑問が浮かび上がってきた。
“そういえば今月、娘は給食食べないけど給食費はどうなっているのだろう???”
慌てて自治体のホームページを探ってみる。
なかなか見つからない。
やっと見つけた給食費について書かれている文献、昭和。
ふ古い、古すぎる…。
令和の時代に昭和って、何!?
そこに書いてあったのは…
『給食は保護者の申出により、申出の5日後から止める事が出来る』
5日後って…今学期の給食終わってるじゃん
ダメ元で家庭訪問に来た担任H先生に聞いてみる。
「今月は給食1食も食べないじゃないですか、娘の給食費ってどうなるんですか?」
先生気まずそうな顔になり…
「先日の話し合いで、学校に来れたら来るという話だったじゃないですか。だからいつ来ても大丈夫なように給食は止めてません。」
来れたら来るなんて、一言も言ってませんが…
そもそも先生の目の前で、娘の荷物撤収してましたよね
意味がわからないんですけど…
もちろん、こちらにも落ち度はある。
学校休んで良いと言われた時に
「給食止めてください」と言うべきだった…。
だけど…娘だけでなく息子も体調不良で学校行かれなくなっている時に、そこまで頭回るか?
そこは先生の方から
「給食はどうしますか?」と声かけて欲しかった
かくして、1食も食べない給食費4300円を払う事になったのである。
モヤモヤするまま学期末を迎えた。
正午頃荷物を取りに行く約束だった。
このままでは泣き寝入り
それはダメだ、言いたい事はきちんと伝えないと…。
H先生の対応に納得のいかなかった私は、荷物を取りに行く前に校長先生宛に手紙を書いた。
娘の友達のママに添削してもらいながら…。
学校に電話をし、担任H先生ではなく、学年主任のK先生と話をしたいから、少し時間をくださいと伝えてもらった。
一月前まで担任の事を『好きでも嫌いでもない普通』と言っていた娘も、この頃には『嫌い』に変わっていた。
担任から荷物を受取り、学年主任との話し合い。
担任は同席を求めてきたが、今回はお断りした。
最近の娘の様子や担任の家庭訪問時の様子を話し、今は担任のH先生が嫌いだと言っている事を伝えた。
「別に嫌いでいいじゃん、私だって嫌いな人たくさんいると思うよ。私たち教師は憎まれ役で良いんだよ。娘さんの事が大事なの。」と言ってくれた。
そして給食費の話をし、手紙を書いて来たので校長先生に渡して欲しいと伝えると
「校長先生呼んでくるから、自分で直接渡しな。」と言った。
学年主任から校長先生にバトンタッチされ、娘の事や給食費の話をした。
今月分の給食費は校長先生が払うと言ってくれたが、それは違うと思ったのでお断りした。
その代わり、今後の給食費の扱いと娘のフォローについて約束をとりつけた。
①長期欠席の可能性がある児童と保護者に、給食の取扱いについて伝える。
②K学年主任を中心にチームで娘さんを支援する。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/12/mmm5500/f9/e9/j/o0810108015441926131.jpg?caw=800)
これがキッカケとなり、来年度の給食費引落としの案内時から、『保護者の申出により、給食を停止する事が出来ます』の記載がされるようになった。